脱ホットペッパービューティー!!
美容サロンのソーシャルメディア活用術にようこそ!!
今後は、美容室・サロン様向けにツイッターやフェイスブックなど
ソーシャルメディアを活用して売上をUPさせる手法を公開していきたいと思います。
さて、ご存知の方も多いと思いますが、
3月1日に
フェイスブックページの新しいデザインが発表されました~
1ヶ月のタイムライン化への移行期間が終了し、
すべてのフェイスページは、強制的にタイムライン化されましたね。
タイムライン化に移行することで、
ソーシャルメディア関係者の中でも、企業の販促活動が困難になったという声を聞きます。
しかし案ずるには及ばないです!!
ページへの「いいね!」の率はほとんど変わらなかった。それどころか
95%のページでは、
記事あたりの「いいね!」の率もメンションの率も増えています!!
そこで、美容関係のフェイスブックを調べてみると
美容室・サロン様のフェイスブックページは
デザインにこだわっているページがたくさんありました。
ただ、オシャレなフェイスブックであれば効果が高まるのでしょうか!?
答えを先に言うと、必ずしも効果が高まるとは言えません!!
実は、「いいね!」が1000人を越えている
美容室ページは見つかりませんでした。
全体的にデザインにこだわっているページが多かったのですが、
必ずしも「いいね!」の獲得にはつながっていない現実があります。
今後、フェイスブックページ開設を検討する場合は、
デザインと同時に「いいね!」を増やすためにどんな施策を
用意するかを事前に考えておく必要があります。
実際に、タイムライン化への変更後の
フェイスブックページで気になった要素を選んでみました。
【カバー写真がおしゃれ】これまでのウェルカムページのようなタブが表示されることはなく、
デフォルトはタイムラインが表示されるので、カバー写真がこれからは大切になります。
従来のように「いいね!」のクリックを促すように大きめの矢印で誘導する方法ですが、
今回の変更でカバー写真には、そういった行為が禁止されました。
以下、カバー写真に含んではいけないも文言(メッセージ)です。
・価格や購買情報。例えば、「50%引き」や「ウェブサイトでダウンロード」など
・コンタクト情報。例えば、ウェブサイトのアドレス、eメールアドレス、郵便アドレスなど
・「いいね!」や「シェア」といった、機能に関する言及や、それらを矢印などで指し示すこと
・”今すぐ入手”や”友達に伝えてください”など、アクションのお願い
デザイン性とクリエイティブな発想が
重要な要素を占める美容室・サロンの皆様にとっては不利な制約要素ですが、
違反すると削除される可能性があるので気をつけて下さい。
【タブ(右上に収納された項目)の選定】タブは12個までセットが可能です。
右側のボタンをクリックすれば、下記画像のように表示されます。
ウェルカムページ、プロフィール写真、スタッフ紹介
クーポン情報、おすすめヘアスタイル、お客様のお声、
ヘアショーの動画など多様なコンテンツが盛り込みたいと思います。
ただ、デフォルトで表示される4つ以外は隠れます。
従いまして、表示される4つを戦略的に選定する必要があります!!
デフォルトで表示されるタブは
写真が常に先頭(固定)に表示されますが、他のタブは好きなように並べ替えられます。
ここは、グローバルメニュー(Webサイト内で、一貫して表示されるメニューのこと)
のように「企業情報」「サービス案内」「お問い合せ」などを配置するのが効率的です。
以前のように、全て(クーポン、メニュー、地図など)の情報をウェルカムページに
収納するよりは分別して配置した方がよいということです。
【ハイライトを活用してアピール】ハイライト(記事上のボタン)する記事を選ぶと
タイムラインの上部に固定することができます。
これまではキャンペーン情報等が流れていきましたが、
この機能を使うとファンにアピールさせたいコンテンツを見せることができます。
コンクールとコンテストで入賞したアピールポイントはもちろん、
他にもイラストを使ったデザインや動画プロモーションなど多面的に活用しましょう。
ただ多用は禁物です。
【メッセージ機能でファン化の促進】 以前は、フェイスブックページへのメッセージは送信できませんでした。
しかし、タイムライン化で送信したメッセージは管理人に届くようになりました。
特徴として
・人の顔が見えると安心する
・対話する頻度が高まると親近感がわく
それらを踏まえ、
ネット担当者だけでなく担当スタップが個別にメッセージでやり取りすることは
美容室・サロンのフェイスブックページ運営としてはおすすめです。
【技術、ブランドなどの歴史をアピール】 スターバックスのフェイスブックページでは、
1981年の開業からの歴史が楽しめることで話題になりました。
左側のタイムラインに過去の年表が流れています。
歴史ある企業はその歴史をアピールするいい機会になります。
歴史を投稿するには、
投稿したコンテンツの右上のChangeDateから過去を選択して、過去の年月を選択します。
総括すると、これまでのフェイスブックページと違って、
カバー写真などのデザイン性や、双方向のコミュニケーションによるコミュニティ形成、
歴史を含めた企業の資産をより有効に使っていくことが大切になりましたね。
ただ現実問題、デザインがよくても「いいね!」が増えるわけではないと言えます。
実際に、「いいね!」が1000人を越えている美容室ページは見つかりませんでした。
冒頭でも説明したとおり、
デザイン=「いいね!」の数 という方程式では決してございません。
今後、デザインと同時に「いいね!」を増やすために
どんな施策を用意するかを事前に考えておく必要があります。
さらに企画も重要ですが、
今後は間違いなく
アプリケーションが重要なウェイトを占めます。
ですので、デザイン性を謳っている企業よりも
アプリケーション開発に力を入れているシステム屋に依頼したほうが効果的だと思います。
そうは言っても、営業電話やネット広告で宣伝している企業は営業会社が大半で
システム系の会社を探す、もしくは接点を持つのは困難ですよー
という方には個別にアドバイスをさせていただきますので
salon_social@yahoo.co.jpまでご連絡下さいね✩