こんにちは

アメリカのアラバマでライフコーチをしているナオミです。みなさんお元気ですか。

 

今日は前回少しお話しした私がどうしても気が乗らなくなってしまった時のことと思い癖、それからどうやって立ち直ったかついてお話しいしたいと思います。

 

前回の「やる気が出ない日の過ごし方」でお話しした突然気持ちがガタンと落ちてしまって今まで一生懸命に熱中してやっていたことが一切考えられなくなってしまったことをお話ししました。朝起きれないとか、食欲がない、というものではありませんが、昼間にうとうと眠くなってしまったり、ただベットで横になっていたい、と思って1日の大半をゴロゴロと過ごしていました。

 

これをプチ鬱とも言いますが、そう簡単な言葉で一括りしてしまうのではなく、もう少し詳しくお話ししていきます。こういう状態は何か一生懸命やり過ぎた後に起こります。燃え尽き症候群といわれるものです。情熱を持ってやればやるほどそれが終わった後の「終わったぁ」という気持ちが強まると共に体から力が抜けるような虚脱感を強く感じるのです。こういうことは多くの人にとってあるあるなのではないでしょうか。

 

私の場合は、オンラインセミナーをたくさん受けた後に起こりました。セミナーでたくさんの新しい情報に触れ、ノートに取り留めてセミナーが終わったらノートを再度見直し整理する、という作業を2週間ぐらいしていました。1日に2つか3つのセミナーを受けていたのでものすごい情報を消化しないといけない状態でした。オンラインセミナーでは技術的なことやソフトウェアの使い方などを学んだのですが、その技術をすぐ使う機会はなく、実際使うのは2ヶ月後でした。なのでセミナーが終わった後喜びよりも「覚えていられるだろうか」という不安にとらわれてしまったのです。20もあったセミナー終了の安堵の気持ちよりも「これを使うのは2ヶ月先だな。使わなかったらそれまでに忘れちゃう。そしたらまた勉強しなくちゃいけなくなっちゃうな」と、逆に不安になり焦ってしまったのです。終わってほっとする間もなく、急に2ヶ月後のことを心配し始めるなんでおかしな話ですよね。

 

でもこれは私の思い癖なんです。私は起きてもいないことを考え焦ってしまう、という思い癖があるんですね。思い癖とは日常生活で繰り返される思考のパターンです。簡単に言うと心の癖です。何を考え何を思うか、そして何を感じどう行動するか、は思い癖によります。つまり人の考えは思い癖からできていて、人生はその結果であると言えます。だからついつい考えがいつもネガティブになってしまう、というのはネガティブな思い癖を持っているということなのです。

 

私のケースに戻ると、私は全てのセミナーを終えて「おー!やったぁ!じゃあ、これで一段楽だ。ゆっくりしよう。」と思って自分の好きなことに気持ちが向いたらよかったのに、そういかなかったわけです。セミナーが難しくて一生懸命学んだからこそ、私の思い癖である「将来を考えて不安になって焦る」気持ちが出てしまったんです。

 

私はライフコーチですが完璧な人間ではありません。このように思わぬ思い癖という落とし穴にとらわれてしまうことがあります。しかしライフコーチをしていく過程で学んだ知識や手法が、今お話ししたように私自身に気づきを与えてくれ、悪い思い癖から抜け出すことができました。

 

私がコーチングで心がけていることは皆さんにもこのような自己解決能力を持っていただくことです。自分で自分の人生のハンドルを握り、思うように生きるスキルを身につけていただければと思います。それが私の願っていることですし、そういう思いでこのサロン如意を作りました。

 

次回は思い癖をポシティブに変えることをお話しします。

 

最後までありがとうございました。

 

皆様が素敵な1日を過ごせますように。

Youtube video: 思うように生きるコツ

https://youtu.be/Of3xT5zG-OA