北京オリンピック、

フィギュアスケート男子シングルが終わりました。


誰一人として

最高の演技

完璧な演技

ができたわけではなかったけれど

結果は結果。


でも結果=記録以上に

それぞれの選手への想いが

溢れてくるのを止められない。

(以下フィギュア好きの勝手な独り言です)




私は羽生くんファンではないけれど

彼のスケートに向き合う姿勢は

メダルどうこう以上に

ファンであるかどうか以上に

もうアスリートとしてというより

人として別次元で。



終わったあとの彼の、


「ほんとにがんばってきた」


っていう言葉に本当にすべてが集約されていて。


いくら別次元のアスリートであっても

やっぱり彼だって人間だもの。



いろんなものを犠牲にしてあきらめて

くじけそうになってもなんとか自分を奮い立たせて

ここまできて。


最後に「結果」には繋がらなくて。



でも。


結果以上のものを私たちは確実に

見せてもらった。



彼の実力なら

4回転アクセルにチャレンジせずに

質のいいほかのジャンプで「結果」に

こだわることもできたはず。


だけどそうしなかった、

守りに入らず自分を貫いた。


減点になって点数は取れなかったけれど、

確実に成功に近づいた姿を見せてもらった。

常に自分の目指すものに向かって

努力し続けるすごさを

見せてもらった。


彼は本当にすごい。

誰も彼を責められないし、

メダルなどなくても

彼のすごさは世界中の人が

認めている。





優勝したネイサンチェンは

もちろんジャンプも素晴らしいけれど

ダンサブルなリズムに合わせて

ノリノリになって

あのモジャモジャ頭をふりみだして

いたずらっ子みたいな表情で踊るのが

ほんとに大好き❤️

惚れてまうやろ~❤️



鍵山くんは初めて見たときから

なんて体の使い方が上手な子なんだろう、

絶対伸びる❗と思っていたけど

特にショートでのさわやかで

初々しい、あの演技に

ほんとに幸せな気持ちをもらった❤️

これからも本当に楽しみ。




宇野くんのことも小学生のときから

なんて表現力のあるスケーターだろうと

注目していた。


前回のオリンピックのあとから

「競技で勝つ」ことにとらわれすぎて

一時期彼の演技がつまらなくなってしまった。


でもスランプを経てランビエール様に出会えて

宇野くんが帰ってきた。


彼も言っていたように、

前回のオリンピックよりも今回の方が

数字やメダルの色は落ちても

成長を感じられた、というのが

ほんとにそうだと思う。

ファンとしてとても嬉しい。


これから年齢も上がっていくにつれ、

結果を残すことは厳しくなっていくかもしれないけど

まだまだいろんな作品にチャレンジしてほしい。



チャジュンファン、ちょっと見ないうちに

かわいい美少年からマッケンユー似の

美青年になってたなぁ❗

でも相変わらず柔らかいしなやかな動き、

美しい~❤️

イナバウアーめちゃくちゃきれいだった❗




ジェイソンブラウンを見ると

ほんとにホッとする。

みんなが4回転を何度も跳ぶ中、

一人3回転やダブルアクセルと

とにかく独創的な踊りや美しいつなぎで

勝負して、

確かに一番にはなれないけれど

多くの人の心を魅了する。


人と比べてがんばらなくてもいい。

あなたはあなたでいいんだよ、って

言ってもらってる気がする。





ほかにも今回のオリンピックで私が気になったのは

フランスのシャオイムファというスケーター。


高橋大輔みたいにスケーターというより

ダンサーちっく。

選曲もよくて特にショートのダンサブルな表現に

みいって、一気にファンになってしまった❗


オリンピックはこうやって今まで知らなかった、

上位選手じゃない素敵な選手を知る機会にもなるのが楽しみのひとつ。




と。

私はやはり技より表現力や

独特の世界観が気に入って

好きになるタイプで

自分もそういう表現者になれたら

と思ってます。


やっぱ基本は


好き❤️


を極めること❗ですね🤭