もいさのある香川県高松市桜町(栗林地区)は転勤族の方がとても多い地区です。
 
うちの学研教室に来ている子どもたちが通う栗林小学校でも
転校がとても多くて、よく
「友達が転校するから寂しい」
と子どもたちがよく言っています。
 
もいさに来るお客様も県外出身の方、転勤族の方が結構多いです。
 

私自身も16年前、仕事で単身香川丸亀に来た時は
誰一人知り合いもおらず、
職場はほとんどが親世代、トイレとご飯以外はほど仕事して休みの日は
半分以上寝ている…
という状態でした。
 
私は多趣味で一人で行動するのが平気、むしろ楽、というタイプですが、
それでも精神的にかなりまいっていたようで
夏休みに地元で友達と飲んだ時は2回とも悪酔いして記憶がなくなってしまい、
気づいたら街中で友達に膝枕をしてもらいながら吐いていた…
なんて苦くて笑える(いやほんと、あの時はありがとう!)思い出があります。
 

特に都会から来られた方や
ご主人の転勤について来られた専業主婦の方などは
慣れない土地で友達を作る機会も少なく、
心身が疲れてしまうのではないかと思います。
 
あるお客様は「お金を払わないと人と会話できなくて
クイックマッサージや美容室にしょっちゅう通っていた」
とおっしゃっていましたが、
まさにそうだと思います。
 
私の場合は香川に来たばかりの時は
仕事で逆に多すぎるくらいの人(子供)と会話していましたが、
開業したばかりでお客様も少なかった時は
独り暮らしで仕事も暇、
気づけば数日間猫としか会話していなくて、
いざ友達と話をしようとすると言葉がなかなか出てこず、
「あれが、えっと…」ばかり、
なんてことがありました。
 
学研教室を始めたり、「月はり」というコースが誕生したりしたのも
経営努力というより、「このままではほんとにぼけてしまう」という切実な危機感からでした、笑。
 
 
 
ですから、県外からこちらに来られた方や日常生活で孤独を感じられている方の
気持ちはよーっくわかります。
 

私は元々村に住んでいた「超」田舎者でしたが、若いころは都会での生活に憧れ、
大学で関西に出て、香川に来てからも数年間はずっと都会に返り咲くつもりでした。
でも、サーフィンに出会い、自然にあふれた四国のよさを心身で実感し、
保守的と言われる地域性の中でも自分なりに居心地のいい人との付き合い方や環境を選んできたことで
今では四国、香川でも生活、とっても気に入ってます♪
よっぽどの用事がない限り、むしろ都会には旅行でも行きたくない、笑。
 
 
 
今、
 
都会からやってきて休みの日に行くところがない!
とここでの暮らしに楽しみを見いだせていない方、
 
「なんしよんな?」とさぬき弁で話しかけられると怒られているような気がして萎縮してしまう方、
 
知り合いもいないのに、唯一の頼みの綱のダンナは仕事で忙しく、孤独感を抱えてうつうつとしている方、
 
とりあえずママ友はできたけど気を遣ってばかりでちょっと疲れている方、
 

そんな方々に元気になってもらえたら、そして香川での生活も悪くないな、いや意外と楽しいかも、
と思ってもらえれば、
そう願って、ブログでもいろいろと私のお気に入りを紹介していこうと思います。
 
 
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