かつての結婚生活
30代前半
小学生の子供たち
毎日毎日時間に追われていたあの頃
何かを考えるより
今目の前にあるやるべきことに没頭する毎日。
夫は毎晩友人たちとキャバクラ通い
帰宅は朝方という日々
家族で営む自営不動産業
閉店時に予定を確認する
「今夜は直ぐ帰ってくるからご飯食べるよ」
と出掛け、23時過ぎに
「やっぱりいらない」
と連絡がくる。
それが何日も続いたある日、
電話📞を切って
彼の食事を流しに皿ごと投げつけた。
帰ってこないのはいい。
食べると言って食べないのは許せない‼️
怒り💢の理由はそれだった。
基本、本人とは喧嘩しない。
めんどくさい人なのだ(笑)
子供たちも夫婦喧嘩は見たことがない。
が、
次男くんは見ていたのだ。
普段怒り💢を表に出さない母親が
電話を終えて形相が変わり食事を投げつけた姿を。
これが彼のトラウマになったことを知ったのは
彼が結婚してしばらくした頃お嫁ちゃんから聞いたエピソード。
食事を作ってしまったあと、行かなければならない急な飲み会🍻の知らせ。
もちろんお嫁ちゃんはOKだったが、本人が食事に一度帰宅して食べてから行くと言う。
作ってもらったものは必ず食べる。
お弁当もそうだ。
忙しくて食べられなくても帰って来て食べたりするらしい。
もうすぐ3才になる孫娘への躾を見ていると、
その影響が出ているという。
「トラウマと言っても好転的なものですよ」
とお嫁ちゃんは言ってくれている^ ^
とは言うものの少なからず彼の生き方に影響を与えたことはたしかなのだ。
親の意図とは違う事象で
子供の目には衝撃を与えることがある。
私にもある。
忘れられない出来事。
きっとそれがインナーチャイルドというものなのだ。