こんにちわ。
大阪市阿倍野区北畠
帝塚山近辺の自宅サロン
大阪カルトナージュ教室moi(モア)準備中
普段は、お洋服作り、お直しをしている、
ファッションクリエーターのMARIKOです
こちらは、miss ashidaのスーツです。
クリーニング屋さんからのご依頼で、クリーニングにより裏地が色落ちしてしまったみたいです。
元の色の裏地に、裏地総取り換えです。
皆さんお洋服のお直しってどういった印象をお持ちでしょうか…
お直しに物を出される方は、物を大事にされる方が多いです。
大切な物を大事に、長く使いたい…と
持ってこられます。
なので、かかる費用の事はあまり気にされない方も多いです。
しかし、お金はやっぱり大事。
費用の事もしっかり聞いてから、検討される方も多いです。
お客様と直接接する際に、
私が心苦しくなる一言は、
「そんなにするのですか!!」(費用が高い)
です。
「それだけ、手間がかかるのです〜」
と心の中で叫びます。
お直しの大変な事、
その1 解く作業
解く作業は1番大変だとも言われています。
解く時に生地を傷めないように、慎重に作業します。
ミシン目が細かいもの、
上下の糸調子がしっかり合っているものはとても解きにくいです。
写真のスーツは、miss ashidaのもの。
made in Japan です。
作りが細かいです。
袖裏無しの身頃のみに裏地がついてあります。
アームホールは裏地のパイピングで巻かれています。
このアームホール5周もミシンがかけられてありました
ここを解くのがとても大変でした。
解く作業は数時間かかります。
今日は、裏地を裁断して、仕上げます
最後までご覧頂きありがとうございました
moi
MARIKO