誰かのためなら生きられる
少し前の話になりますが、
『 居酒屋もへじ 』というドラマを見ました
最近は、ストーリーばかりではなく、登場人物の多さと人間関係の複雑さに、
内容を理解するだけで神経を使う番組が多かったので、
久しぶりに、登場人物の少なさと人情味溢れる内容に癒されました
なんだか少し忘れかけている下町の人情というか・・・
ドラマも後半になると、
「 人間は自分のためには生きられない。誰かのためになら生きられる。 」
「見知らぬ誰かのためになら・・・」と名台詞に感動しました
私も完全に自分のことはさておき、人のためなら頑張れてしまうタイプです
ところが、私は「自分のためにしか生きられない人」と関わりをもっています
人様の短所や気になる部分などはなるべく気付かないようにして、
長所や良い部分を見るように努めている私ですが、
その人だけは長年見守っていても、「自分のためにしか生きて」いません
なんとかそう思わないように見方を変える努力をしましたが、変わらないのが事実です
そのような人が身近にいると、他の人が経験しないような苦労を背負い込むことになります
「苦労を苦労と気づかない」うちや「苦労と気づいても耐えられる」うちは良いのですが、
悲しい出来事が多い人生になります
また、そういう時は誰にも話せず、一人で悩んでいる場合が多いのです
なんとか一人で状況を打破しようとするのですが、残念ながら一人ではとても
対応できないほどの大変な労力を要します
穏やかな人生を送るには、周りに「誰かのためなら生きられる」という
心意気の人がいてくれる方が生きやすいのでは・・・
そして、一番身近な人には「お互いのためなら生きられる」と思っていてほしいですね
私は悩んでいる人のために生きたいと、心から思っています