ブログに来てくださってありがとうございます。
先日のブログは、たくさんの人に
読んで頂いたみたいで恐縮です。
サロンとは全然関係ない内容ですが
ワタシの命に対する考え方や出来事として
備忘録的に残しておきたいと思いました。
では、続きです。
【京都宇治の陶板浴付足踏み指圧・アロマリンパ・小顔矯正】隠れ家サロンLindoの志野です。
たまらない痛みの中、今度は生きたまま
苦しみながら死んでいった仔猫を思うと
やっぱり辛い。
救急病院を探して運んでくれたことは
すごいことだし感謝すべきこと。
でも…
でも…
でも…
殺す選択しかなかったのかな…。
泣きながら保護猫ボランティアの人に
聞いたままを報告した。
ボランティアの人も、かなり驚かれていて
少し沈黙の後静かに言われた。
「これだけ日が経っていると生きていることはまずないと思うから、その分の愛情もどうか母猫ちゃんに注いであげて。」
捕獲した時の母猫ちゃん
そう。それしかないよね。
もうどう言っても戻ってこないし。
仕方なかったんだ…と一生懸命思うように
しながらも、助けてあげられなくてごめんね…
という思いでいっぱいになる。
気がつくと30日の朝になっていて、鏡を見ると
泣き過ぎて見たこともないくらい顔が腫れてるワタシがいた。
今日が定休日で良かった。
何もする気になれず、食欲もなく、ただただ
ボーっと過ごしてた。
すると11時半過ぎにボランティアさんからの
電話が鳴った。
出てみると開口一番叫ばれた。
「仔猫ちゃん！居たよ！！！
まだ生きてたよ！！！」
ボランティアさんは、念のため朝一番で
保健所に問い合わせをしてくれていて。
ケガの具合や運ばれた状況を話すと、
ちょうど今から殺処分に向かう車に乗せる猫
の中に該当する子がいると聞いたそうで。
車には待ってもらい、保健所に向かって
実物を確認して連絡をしてきてくれたのです。
正直、瀕死でも今にも息絶えそうな様子でも
せめてコチラで看取ろう。
安楽死も考えよう。
そう思って恐る恐る送られてきた画像を見てみた。
そこに写っていたのは
小さなプラスチックケースに毛布を巻いて
入れられているチビ猫ちゃんの姿。
「この子は生きたいはず！！」
そう思った。
今ならギリギリ引き取れるって話を聞いたので
連れて帰ってきてもらいました。
間一髪で救われた命。
戻ってきたチビ猫ちゃんは、今日までの5日間
運ばれた時のプラケースの中から一度も出してもらえることもなく、エサも水も与えられることなく、毛布を取り換えてもらうこともなく。
糞尿はケースの底に溜まり、身体中に
こびりつきものすごい異臭と汚れた状態。
殺処分する子ってこんな扱いなんだな…と
悲しくなった。
そのままボランティアさんの行きつけの病院へ運んで、とりあえず点滴をして体力の回復を見て改めて診察や検査をすることに。
戻ってからはまずボランティアさんと一緒に
身体を丁寧に隅々まできれいに拭いて。
やっぱり下半身はダラリとして
痛感もないようで、立てないし座れないし、
歩ける様子もなかった。
でも、食べようとするし動こうとするし
当たり前のように生きようとしている。
もうね、覚悟できました。
キレイごとは言いません。
正直、これからホントに大変だと思うし
「しんどいな～」って思うこともいっぱいあると思う。
でも
介護生活になっても一緒にいようって。
生きてもらおうって。
その日はサロンに泊まりこみ、一晩中
ペットシーツを濡れては替え濡れては替え。
翌日は朝一番でワタシのかかりつけの
動物病院に。
事情を話して、血液検査をして大丈夫な
様子ならレントゲンを撮って現段階の状態を
診てもらう。
先生も驚いたのは、
5日間飲み食い一切なしだったのにほとんどの
臓器の数値がほぼ正常値に近いこと。
やはり腰椎は見事に折れてズレて神経も
断絶しているので下半身マヒは免れないし
治ることもないと宣告され。
あと、重大な部分は膀胱と腸。
腹筋が破れ穴が開き、左鼠径部も破れて
しまっている為、膀胱と腸が現在左太ももの中にあること。
これは早急に手術して、元の位置に戻して
穴を塞がないとバイ菌の侵入や感染症になり
危ない状態を引き起こすのだとか。
確かに寝姿を見ていて、左太ももが異常に大きくなっているのは気になってた。
…ということで、今日２日㈮手術をお願いして
無事成功したと報告をもらいました。
術後の経過を診るために、5日まで入院ですが
まずはひとつの山を越えひと安心。
チビ猫ちゃんは、また生きるためのパワーをひとつ手に入れた。
そして
エンジンルームから救出された時、放置して
見殺しにせず病院に連れて行ってもらえたこと。
保健所で殺処分行きの車から間一髪で救出
されたこと。
今回、体力的に問題なかったから早急に
手術にも対応出来たこと。
この子は生きるチャンスに
恵まれていたんだな～って思います。
救出翌日には、前足だけで脱出するほど元気に
更に
保護ボランティアさんから色んな支援や協力を
頂いたり。
病院に連れて行ってくれたスナックの人達からはペットシーツやタオルなどの差し入れを
頂いたり。
この状態を知った知り合い達からは、LINEや
メールで応援や励ましのメッセージを頂いたり。
病院の先生もこの救出に
とても感動してくれて、ものすごく親身に
なって頂いたり。
関わった人達みんなが今のチビ猫ちゃんが
生きることを応援してくれてる。
ありがたいことだし、色んなタイミングや
奇跡が重なって生きることが出来ている。
ツイてる子だな、と。
単純なワタシは、「ラッキー」とか
「ミラクル」なんて名前もよぎりましたが
それはちょっとベタ過ぎるし。
やっぱりチビねこちゃんだから……
「チコ」でいっかな。
(これもかなりベタベタ 笑)
そしてチビ猫のママは……
相変わらずまったく近づかせてくれないけど
「チマ」にしよう。
(これ、かなりの不評 苦笑)
入院前に、親子の再会をしてみたけれど
チマはかなり冷静でチコの存在はまるで
忘れているかのよう。
チコは興奮して近寄りたがってたけど。
(きっとお母さんだって分かってる)
チマは始終知らんぷりで興味なしって態度。
チコに近寄ってもこない。
動物界の残酷さもチラリと感じた再会。
もうこんな姿は見られないかもしれないな…。
これからどうなるかは
まだ何とも言えないけれど。
でも、２つの命を見守りながら
ワタシはワタシの仕事を目一杯頑張りたい
と思います。
この子たちを養うため、ますます
頑張ります！なーんて(笑)。
こんなLindoになりましたが、これからも
どうぞよろしくお願いいたします。
長文を最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
アナタの明日が、
笑顔いっぱいの1日になりますようにﾟ･*:.｡..｡.:*
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