ブログに来てくださってありがとうございます！
隠れ家サロンLindoのセラピスト、志野です(^^
初めましての方にも、既にワタシをご存知の方にも
ここではワタシをもう少し知って頂ければ…と思い綴ってみました。
長くなりますが、どうぞお付き合いくださいね。
大阪万博で日本が沸いていた年の春、京都の宇治市で大工をしていた父と19歳で私を身ごもった母のもとに、長女として産声をあげました。
万博の年に生まれたから「博美」。
はい、そのままです。
…待望の初めての子供に、そんなテキトーでいいのかとツッコみたくなるような両親のネーミングセンス(笑)。
翌年には妹が、翌々年には弟が生まれ、あっという間に私は年子３姉弟のお姉ちゃんになりました。
(しかも妹や弟はキチンと姓名判断で名付けられました 笑)
ちなみに、消極的に見えるが意志の強い(らしい)おうし座。
大らかに見えるが大雑把なだけのO型です(笑)。
小学生の頃から身体を動かすことが大好きで、緑の多い地域に住んでいたので毎日野山を駆け回って元気に成長。
中学時代は、軟式テニス部で朝から晩まで部活三昧の日々で黒光りするほど真っ黒。
元気と健康のかたまりでした(笑)。
こうしてずっと活発な体育会系でしたが、高校時代に少し変化が。
バリバリの運動系できた私が、なぜかバレー部のマネージャーといういわゆる裏方に。
これが思った以上にやりがいを感じてすごーく楽しかったのです。
たぶん本来の世話好きとか、人の為に何かするのが好きという性分と合致したのでしょうね。
雑用や地味な作業の中で、色んなことを考えながら試してみたりやってみたりして「気が利くなぁ」「ありがとう」と言われることがとても嬉しかったのです。
このバレー部での３年間は、今現在の働き方のベースになっている部分かもしれません。
高校卒業後は短大へ進学。
二十歳で社会人になりました。
20代は何度か転職をして、色んな業種や組織の中での役割などを経験しました。
その中で気付いたのは、
「やっぱり人と関わることが好き」
「喜んでもらえることに力を注ぐことが好き」
ということでした。
そんな時に出会ったのが「リフレクソロジー」。
自分自身の技術の提供で、その人の身体を元気にして喜んでもらえるなんて、もうまさに理想そのもの。
すぐに大阪のスクールに入学申し込みをしてプロトレーニングを積んで、32歳で念願の直営店デビュー。
続いてボディケアの資格も取りました。
足も身体も施術出来ることが嬉しくて楽しくて、お客様の「気持ち良かったよ」「ありがとう」「楽になりました」の声の数だけ指名も増えて、いつの間にか全国TOP５に入るセラピストにもなれました。
忙しくてもとてもやりがいを感じる毎日。
この仕事でずーっと頑張っていけると信じて疑いませんでした。
…でも、そうはいかなかった。
もともと私の指や腕は細く、そんなに強い骨組みではなかったのかもしれません。
毎日長時間の施術で酷使していた指や腕には徐々に違和感が出るようになり、痛みに変わりました。
両手首は重度の腱鞘炎。
まったく動かすことが出来ず、常に激痛。
両手の親指は重度の関節炎。人に見せられないほど変形して腫れあがりました。
もともとの生真面目で頑張り過ぎる性格も手伝って、
セラピストで施術が出来ないなんてとんでもない。
スタッフにも迷惑が掛かる。
お客様もがっかりさせてしまう。
と、自分を休めてあげることを考えられなかったのです。
鎮痛剤が効かないほどの痛みに耐えられず、整形外科でステロイドの注射を打ち続けて施術に入る日々が続きました。
注射すると嘘みたいに痛みが引くのです。
注射の頻度もどんどん短くなり増えていって、ついにドクターストップ。
「これ以上頻繁にステロイドを続けると、腱鞘はボロボロになって日常生活も出来なくなってしまう。指だってもう使えてないでしょ？仕事を辞める方向で考えた方がいい。」
…自分のカラダからの声を無視し続けて無理に無理を重ねた結果でした。
お客様には「ひとつしかない代わりのきかない身体です。大切にして下さい」と言うのに。
自分自身には真逆のことしかしていなかった。
自分をすり減らしていく自己犠牲と、一生懸命頑張ることをはき違えていたのかもしれません。
だけど、頑張り方が間違っていたことに本当に気付くのは、まだもう少し先でした。
その後、店長なども務めましたが結局退職。
手の状態も万全までには回復していませんでしたが、やっぱり現場でカラダに関わる仕事がしたくてすぐにエステサロンに転職。
ここでの誤算は、フェイシャルではなく痩身や脱毛がメインのサロンだったこと。
施術は腕や手を目一杯使う動きが多い上に、ほぼ1日中立ちっぱなしや中腰での姿勢が続くもので、今度は腰痛にも悩まされるようになりました。
そしてまた同じ。
鎮痛剤も鍼治療も効かないほどに悪化するまで施術に入り、ある朝出勤途中の駅の階段で歩けなくなりました。
病院に運ばれて検査した結果は「椎間板ヘルニア」。
そこから三日三晩激痛で眠れず、寝たきりの状態が２ヶ月続きました。
動けなくなった身体で1日中ベッドの上に居ると、健康や自由に動けるありがたみが本当に分かる。
何でもっと自分のカラダを大事にしなかったんだろう。
どうしてこうなるまで自分を追いつめてしまうんだろう。
後悔と悔しさと情けなさで何度泣いたかわかりません。
ここでやっと、自分を大切にすることが出来ない人間が他人のカラダを大切にする仕事なんて出来るわけがない。
「頑張る」ってこういうことじゃないって分かりました。
日常生活が普通に出来るようになったのは、ヘルニア発症から半年後。
腕も手も腰も以前のように動かなくなった私には、さすがにセラピストとしての仕事は諦めざるを得ませんでした。
そろそろ何か私に出来ることを始めなくちゃ…と仕事を探し始める日々。
でもやっぱり無意識にカラダに関わる仕事を見てしまうんですよね。
ネットでの求人を何気なく見ていたある日。
足踏みマッサージという施術のお店が目に留まりました。
スタッフを募集してる…。
……足ならまだちゃんと動く。
諦めたはずの気持ちに少し希望が宿り、即面接に。
採用してもらえることになり、足で踏むという技術を学ぶチャンスが出来ました。
もちろん今までの苦い経験と気づきから、無茶も無理もせず焦らず一歩一歩進んで習得していきました。
徐々に勤務日数を増やして、施術回数を増やして、指や腕・腰の調子も見ながらフルで働けるカラダに整えていきました。
そして、以前のようにお客様に精一杯の施術も出来るようになりました。
今度こそ大丈夫。
そう決めてカラダを大切に扱ってあげると、不思議と本当にそうなるのです。
足での施術のお陰で手の負担が軽減されたせいもあり、たびたび復活していた腱鞘炎もまったく出なくなりました。
骨ごと変形しているものだと思っていた両手の親指も、少しずつ元の形に近くなり物も掴めるくらいに回復。
今は問題なく指圧も揉みほぐしも出来ています。
姿勢に気を付けてストレッチなども習慣化していると、腰が固まってしまうこともなくヘルニアのような激痛も出なくなりました。
ちゃんとケアしてあげれば、カラダは応えてくれる。
身をもって体験した事実です。
そしてまた最初のセラピスト生活と同じくらいかそれ以上にバリバリ働けるようになり、現在に至ります。
正直、以前の私からは想像できなかった未来。
たくさんの辛い想いも痛みも、きっと私には必要な経験だったんだろうな…今ならそう思えます。
自分のカラダに感謝しながら働けるようになったから。
2010年2月。
私が経験した不調による気付き、本当の意味で健康のありがたさ、心身元気でいられることの大切さを伝えたい。
そして、いつまでも健康で元気でいられるお手伝いをしたい。
ココロもカラダも見た目も元気に、年齢に負けずいつまでも若々しく。
不調や悩みを改善して、ご機嫌で笑顔いっぱいの毎日が増やせるように。
そんな想いを込めてサロンをオープンしました。
サロン名の「Lindo」とはスペイン語で「きれい、かわいい」を意味します。
これは、心の美しさや行為の美しさも表します。
自分自身もそういう女性でありたい。
そういう人達を増やしたい。
お客様にかわいがってもらえるサロンに、そしてお客様に対していつもきれいな気持ちで向き合いたいとの想いでこの名前を付けました。
また、Lin ＝ 凛 do ＝ ～する という造語として
凛とした私で、凛とした佇まいでいつでもお迎えしたいと思っています。
辛くてしんどくてたまらなかったカラダの疲れも
ちょっと人には言えないココロの疲れも、
ココでなら楽になれる…というアナタだけの隠れ家になれたら嬉しいです。
アナタにとって、ココロもカラダも安心して任せられる場所でありますように…。
とびきりの笑顔でお待ちしております♡
長文を最後まで読んで下さったアナタとのご縁に感謝して。
これからもどうぞよろしくお願いします。
<保有資格>
◆日本リフレクソロジー協会 プロフェッショナルリフレクソロジスト
◆日本能力開発推進協会 メンタル心理アドバイザー
◆日本アロマセラピー統合医学協会 心理アロマアドバイザー
◆日本耳つぼアーティスト協会 インストラクター＆認定講師
◆ビュエリスト協会 ボディジュエリー認定講師
◆神戸小顔カレッジ エンドリングフェイシャル認定サロン
【簡単予約】はこちら(24時間受付中)
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