こんばんは。
心と身体を緩めて思考をリセットする、心・身体・思考バランス調律師 谷口 です。
昨日の緩和病棟★★
先月行った時のお話です。
すらっとキレイで、血色も良く体温も低くなくお元気そうな女性。
「私、足のお手入れしてないから触ってもらうの恥ずかしいわ」
ってお洒落な方なんだな~って思ってました。
私 「お肌、綺麗ですよね」
患者様 「そう?嬉しいわ~。でも末期のガンなの。もうあちこちに転移して身体の中はボロボロ。」
私 「見えないですよね。お肌のツヤもお顔の色も良くてそう思いませんでした。」
患者様 「ホント?じゃもう少し生きれるかな」
私 「はい、来月も来るのでマッサージ受けてくださいね」
患者様 「ありがとう。またお願いね。あなたに会えてよかったわ。」
って手を握って言ってくださいました。
「もう少し生きれるかな?」
何ともいえない言葉でした。
普段はそんな事思わない、
いくらありがたいと思ってもやはり当たり前と思っているんだなって感じました。
いつもリアルにギリギリを感じなくても
一瞬、一瞬を大切にしていかなきゃと思いました。
そして
「あなたに会えてよかった」
最期を間近に迎える方に、たった15分しか触れてないのに
そんな言葉をかけていただける。
最高にありがたいお言葉でした。
この女性とのわずかな時間、
私にとって心の奥深くに残る時間でした。
先日、その女性とはお会いできなかったのが
どちらの意味か分からないけど…
「大切な時間、たくさんのメッセージをありがとうございました」