博物蒐集家の応接間 コンセプト・スペース | Salon d'histoire naturelle 博物蒐集家の応接間

Salon d'histoire naturelle 博物蒐集家の応接間

全国の博物趣味の店が、それぞれの美学で収集した博物系アンティーク
キャビネットに並ぶ自然の不思議・造形美・洗練された設え・ニュアンス

名古屋  antique Salonの同ビルに『博物蒐集家の応接間 コンセプト・スペース』がオープン致しました。

博物蒐集家の応接間メンバーの蒐集品はもちろん、オリジナル・セレクトのドライフラワーや雑貨類も販売しています。

 

 

このスペースを創った理由の一つに我々 博物理科系アンティーク店のアンティーク界においてのレーゾンデートル(存在意義)を見つめ直し、これからどう進むべきかを問う事にあります。

古くは貴族趣味であり、珍しいものを蒐集して行くスタジオーロ、そしてヴンダーカンマへの流れ。

日本でも昨今 博物理科系の物に対する熱が徐々にではありますが、高まってきていると思います。

それは今まで蒐集・研究してきた大学や研究機関のの蒐集品が身近に見れるようなってきたこと、インターネットの普及により個人の蒐集家の蒐集品も広く発信でき多くの人が見れる環境になってきたことなど、要因は幾つかあると思います。

 

私たち博物理科系アンティークを扱っているショップの立ち位置が今ひとつ安定せず、そのムーブメントにゆらゆらと乗っている気がしてなりません。

 

一時期のムーブメントにならず、私達がこの世界を牽引し私達の方からご提案を差し上げることができなければならないと考えています。

 

博物蒐集家の応接間のイベント及びコンセプト・スペースを当して、博物理科系アンティークがアンティークの中で一つの重要なカテゴリーに、そして皆様の生活の中にもっともっと博物理科系博物理科系アンティークが浸透するように、ご提案できればと思います。

 

 

コンセプト・スペースはより実験的なことができるスペースにし、今後の展開として企画展や将来的には博物カフェを併設できるように計画中です。

是非、今後とも宜しくお願い致します。

 

なお、博物蒐集家の応接間コンセプトスペースをオープンに伴い、ロゴマークを画家のヒグチユウコさに描いて頂きました。

文字をよく見ると細かくいろいろなモチーフが絡まっています。

これからこのロゴと頑張っていきます。

 

 

なお、第6回博物蒐集家の応接間は来年の春に計画しています。

そちらも是非ご期待ください。