さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。
縁あって、阿利さんというダンサーさんを知り
今日はそのワークショップに参加してきました。
和道ヨガ、和道身体学に通ずる
日本人の身体の特徴と伝統を生かした踊りです。
窓から新緑の公園を臨むお部屋で
すり足など、足の裏を強烈に意識しながら
一日かけて動いてきました。
そしたらね…
なんと、踵がつるつるになった!
お風呂に入ったら
踵が痒い、痒い。
触ったら、ぼろぼろと角質がとれてゆく、とれてゆく。
身体って、意識して動かすだけで
ものすごく活性化する!
という証明のような出来事でした。
ただただ、気持ちがよかった。
☆ ☆ ☆
そして、何よりも
踊ること、舞うことによって
何を表現したいか、何を越えたいか、
どれだけ自分を感じ、理解するか。
そうした個人個人のテーマを的確に
時には厳しく、時には笑いと共に指摘し、
その人がそれを越えていけるように
橋をかけていく阿利さんのその手腕がすごかった。
理論とさまざまな眼力と愛がないとできないこと。
私も今日、そんな凄い体験をさせていただきました。
…前にいる人の動きを真似てできたことが、
円陣になってやるとなると、見本がない、
目の前には左右対称の鏡となる仲間がいるだけ。
そこで私は混乱した…。
頭(=左脳)で身体を動かそうとしたら
訳がわからなくなった…。
そこで、初めてだからできなくてしょうがない
とはされなかった。
休憩をとって、クールダウンして
もう一度やることになりました。
休憩の間、とにかく私は何も考えず
ただ呼吸だけに集中していました。
再チャレンジしたとき、
やっと共に踊る仲間の姿が見えてきた。
そして、できた…。
何よりも嬉しかったのは、
休憩の間、自分を立て直す&切り替えるべく
デタッチメント(手放す)しようとするそのプロセスにも
目をかけてくださっていたこと。
後からのコメントでそれがわかりました。
もう“セラピー”でした。
そして、共に踊る仲間と息を合わせる、気を合わせる、
つながる、場ができる感覚。
身体が喜ぶ、という月並みな言い方では表現しきれない
細胞が弾むみたいな、そんな一日でした。