今、出雲から特急スーパー隠岐で新山口へ向かっているところです。
つい、今し方津和野を通り過ぎたところ。
さっきまでまぶしいほどの青空でしたが、急に雨が降ってきました。
旅してて思うのは、最近は列車も建物も窓が開かず空調管理一辺倒なのが不満。
自由に窓が開けたいです。
から、ついつい鈍行列車の旅志向になってしまうのよね~。
あと、車内販売が全くないのが寂しいですね。
サンライズ出雲は朝6時半頃に、岡山駅で、
高松へ向かうサンライズ瀬戸と切り離されるのですが、
ホームであったかいお茶やコーヒーでも売っていたら皆買うであろうに、
なぁ~んにもなくて、売店さえなくて、
自販機でお水を買うことしかできなくて拍子抜けでした。
小学生の頃、東海道新幹線に乗ると
静岡駅あたりでお茶や冷凍みかんを買えるのが楽しみでしたが、
そーゆー素朴な楽しみはもう望めないのかな~。
うねるような山並みを眺めていると、
ありとあらゆる精霊や山の神様に会います。
馬やライオン、トロルみたいな大男から妖怪までいろいろ。
山は母なる大地のおっぱい。
いのちが生み出される聖なる場所ですものね。
私は山並みが見えると安心するたちの人で、
こうやって景色を眺めてると、
こういうところに生まれ育たなかったのだという厳然たる事実がひしひしと迫ってきます。
広島地方、ゲリラ豪雨で随分と列車も遅れたようです。
出雲の2日間も雨模様でしたが、
出雲は雨が似合う国のような気がしてなりません。