和道まきこさん
のご紹介を受けて、
これはぜひとも!とさっそくに行ってまいりました、
京都の自然食精進料理「庵」
。
前日でしたので「ダメモト」でお電話してみたら
予約できたのです♪
夏フェスで、アーティストの入れ替わりや
セッティングの合間を見計らって電話をかけるふなだまほ^^
営業時間は18:30までとなっていましたが、
夜のお食事の予約をすることができました。
ちょっと心配だったお値段ですが、
マクロビオティックのフルコース・ディナーを4000円!
(4000円と4500円がありました)
私はそれだけでも安い!と感じたのですが、
さらにびっくりは子ども料金の1300円でした。
さぁ、嵐電を乗り継いで、宇多野へ。
タクシーで行こうかと思いましたが、
乗り継ぎが多いだけで、路面電車を楽しむうちに
あっという間に到着。
京都駅からだと、
地下鉄烏丸線で烏丸御池へ。
そこで、東西線に乗り換えて、終点の太秦天神川で下車。
ここで嵐電本線に乗り換えます。
3つ目の帷子の辻(かたびらのつじ)でホーム向かい側の
嵐山北野線へ。
3つ目の宇多野で下車です。
進行方向側、目の前の踏切を渡り、
二つ目の通りを左折すると…
見えました。
「庵」
中庭を臨む素敵な和風建築。
完全予約制ですから、その時間は私たち家族だけのプライベート空間でした。
結論から言いますとね、
こんなにおかずのオンパレードは久しぶり~というぐらいの品数で
どれも美味しくて、それはそれは大満足のディナーとなりました。
本当に品数が多くて、最後のご飯はさすがに
私は食べられませんでした。
今回の旅では、ゆっくり気兼ねなく食事をする
というシーンがあまりなかったので
(炎天下のお弁当とかね^^)
尚更、いい時間でした。
特に夫が大満足してました。
オーナーであるお母様がお料理をされていて
サーブするのがお嬢様(だと思うのですが)。
お嬢様がおっしゃいます。
お客様の様子を見ていると
こんなにはさすがに食べられないだろうな
もう相当お腹がいっぱいだろうなとわかっているのですが、
作り手のほうの「あれも、これも食べて欲しい」という思いが有り余って
これほど品数が多くなっちゃうんだとか。
そのお気持ち、私も料理を出す者のはしくれとして
よくわかります^^
そういう気持ちで出してくださるお料理たち。
マクロビオティックという安心感だけでなく
本当に食材と火と水の芸術。
美味しかった。
堪能させていただきました。
ご紹介してまいります。
★前菜の盛り合わせ
ここに、れんこんを使ったうなぎもどきがでてきちゃうんだから!
もうこれだけで十分なお弁当になりそうなぐらい。
力になるたんぱく源がいっぱい。
★こちらは子ども用プレート。
コロッケとか、じゃがいもとコーンの炒めなど
子ども心をそそるものがたくさん。
★じゃがいもの葛あんかけボール。
これも絶品でした~
★冷たい野菜の炊き合わせ。
この冬瓜の美味しさと言ったら!
★なすの味噌グラタン。
この甘味噌がおいし~
ここ数日で食べたものの中でこれが一番とは夫の弁。
うんうん、男性はこういう「コク」のあるのが食べたいよね~
★ごま豆腐の枝豆ソースコーンも入っています。
生姜のすりおろしを合わせて食べるのが爽やかで実にいい。
★トマトソース素麺。
さっぱり。生姜の使い方が絶妙です。
★揚げ出し~。
もうお腹いっぱい、なんだけど食べられちゃうこの不思議さ。
★そして、最後はお膳。
味噌汁、美味しかったです。
ご飯は一口だけ頂きました。
焼き茄子に白和え、おしんこ。
(もう普段はこれ以下の食事だからね~^^)
あら、この写真がありませんでした~
撮り忘れたかな?失礼^^
息子はとっくに食べ終わっているのですが、
大人の料理に合わせて、
ミニ素麺、ミニごま豆腐などを運んでくださいます。
その心遣いがもう本当にありがたいです。
夏らしいきれいなガラスの器も素敵でした。
たぁくさんエネルギーをいただいた!
お腹い~っぱい頂きましたが、
「消化力があれば、ちゃぁんと胃腸は収めてくれる」
そんな自分の身体への信頼感も実感した夜でした。
見た目の華やかさではなく、
地に足のついた実のある「食」をお求めの方には
絶対に味もお値段も納得していただけるお食事と思います。
5歳のお子さんがいらっしゃるのね。
だから、子どもへの気配りもしてくださいます。
嵐電での道中もぜひ楽しみながら
行っていただきたい場所です。