日本は「仏教」「儒教」「神道」
が融合した様な文化ですね
他国の良い文化を受け入れる懐は深い、だけど
自国に合ったものをちゃんと取捨選択をしてきた
賢い国だと思っています
「儒教」は、『孔子』を始祖とし
『人の道』を説く教えです。
現実的な生き方、社会の秩序を守る
統治するための教育なので
軍事主義に利用されたとして戦後の日本では
ほぼ姿を消していますが、
ビジネスの世界では経営者・管理職の方が
研修等で学ぶことも多いですね
「儒教」の元が「道教」で、始祖は『老子』
老子のいう道は『万物を生み出す原理』
基本理念が、
「道」は天地よりも先にあって
すべてのものを生み出す根源であり、
人間の知恵を超えた
世界を支配する根本原理とする
…『宇宙論』『真理』ですね
老子の『道徳経』私にはとてもしっくりきていて
読み返すと新たな発見があったりします
その中の第八章、
最上の善とはたとえば水の様なものである。
水は万物に恵みを与えながら万物と争わず、
自然と低い場所に集まる。
その有り様は「道」に近いものだ。
住居は地面の上が善く、
心は奥深いのが善く、
人付き合いは情け深いのが善く、
言葉には信義があるのが善く、
政治は治まるのが善く、
事業は能率が高いのが善く、
行動は時節に適っているのが善い。
水の様に争わないでおれば、
間違いなど起こらないものだ。
ここでの「善い」は善悪というより
理想とか最適の意味だと解釈してます。
水は自然と下に落ちる、流れる性質なので
「自然と低い場所に集まる」は、
柔弱謙下(じゅうじゃくけんげ)
自然と謙虚に生きるようになる
それが、宇宙の法則であり真理に近い。
「信義」は、
自分にも他人にも嘘をつかず誠実に、
自分の正義(神意)に従うこと
八章の特に↑の2つは自分の命式通りで、
私は占いがただ好きでやっていたら
それがお役目・使命だとわかったけど、
どれだけ内観しても、有名になりたいとか
お金を稼ぎたいとか、理想や欲が無いので
「そうそう！こんな感じイイ！」
」ととても共感しています
もう水のように流れる、委ねるだけ
しかし、
これが全ての人に合っている訳ではないです
魂には「系統」があると思っていますので
人それぞれしっくり来るものは違いますからね！
私の様に『老子』の言葉がしっくりくる方は
過去世で『道教』とご縁があったのかも
しれないですね
マニアックな記事を読んでいただき
ありがとうございます
ご縁に感謝です