神宮球場から、なにも考えずに帰ってきました。
速くもなく、遅くもない速度で、無心になって歩いてきました。ずっとずっと、ひたすら、地面と自分の足を交互に見ながら歩いていました。
打率リーグトップのわれらがヤクルトスワローズが、昨日はヒット4本、今日は0本でした。昨日も今日も、2試合とも勝つことはできず、CSファーストステージは幕を下ろしました。
巨人はここ数年勝つことができなかったライアンを攻略し、今季完封されたこともある樹理も攻略しました。一方ヤクルトは、チーム防御率トップである巨人の投手陣にほぼ完ぺきに抑えこまれ、流れを引き寄せることができないままでした。口惜しさを忘れないために書いておきますと、2戦目の今日は菅野にノーヒットノーランを達成されるという屈辱も味わいました。
どうか明日につないでほしい。
その思いははかなくも消えました。
昨日は明日があったのに、今日はもう明日がない。
家に着くと、我慢しないと泣いてしまいそうでした。
それでも、ここまで連れてきてくれた燕戦士たちには、やはり感謝しかありません。-51から+9へ。そんな嘘みたいな本当をやってくれるチームなど、ヤクルト以外どこにあるというのでしょう。最下位とか交流戦優勝とか、連敗とか連勝とか、チーム打率1位とかノーヒットノーランされちゃうとか、ヤクルトスワローズはアップダウンが激しすぎて、まるでジェットコースターに乗っているようでした。
CS2試合は辛かったけれど、今季はたくさんの夢を見せてもらいました。楽しかったです。嬉しかったです。ほんとうにしあわせでした。
ありがとう、ありがとう。われらが東京ヤクルトスワローズ、今季もたくさんの夢をほんとうにありがとうございました。
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