こんにちは^__^
「喉が渇いてしょうがない」というコンサルティングをよく受けるのですが、その逆で、「喉が全く乾かない」
「1日にコップ1杯で十分」といった、喉が乾かない悩みです。
身体の正常な人間にとっては、コップ1杯では、当然、体内は脱水症状を引き起こしてしまいます。
腎臓が悪いと水分を身体が欲しなく事がありますが、病気ではないのに、喉が乾かない時は、実は、意外
な原因が影響しています。
そこで、喉が乾かない意外な原因について、5つご紹介します^__^
■喉が乾かない意外な原因4個?
①食べ物で摂取できている
和食がメンイの方は、お味噌汁など、気付かぬうちに水分を摂取している為、体内が欲していないケースもあります。また、フルーツを良く食べる方もフルーツによっては水分が多く含んでいる種類も多いので、体内で十分、水分補給できている事があります。その際には、無理に摂取する必要はありません。
②老化とストレス
喉が渇いた、乾かないというのは、どこで感じるのでしょうか。実は、脳の視床下部という部分があり、そこに喉の渇きを感じる「口乾中すい」があります。
しかし、ストレスを感じていたり、加齢によって、脳の機能が低下してしまう事から、喉の渇きを感じなくなってしまっているのです。これは、脳がまだ未発達な赤ちゃんにおいても同じ事です。その為、お年寄りや赤ちゃんは、脱水をおこしやすいのです。
また、大きなストレスがかかった時に、一番影響があるのが、脳の視床下部です。その為、ストレスが大きく、視床下部がストレスの衝撃を受けてしまっていると、喉が渇かないと感じてしまいます。
水分を摂取しないと、ますます、視床下部にストレスがかかり、脳や身体に酸素や栄養も行き届かなくなるので、まずは、「これ、美味しそう、飲みたい」と感じた物を飲むか、フルーツを摂取して下さい。
③慢性的な水分不足
慢性的な水分不足の場合は、体液が常に少なくなっている状態です。体液とは、水だけでなく、ナトリウムやカリウムなどのミネラルも含まれています。そこで、水分だけを摂取すると、他のミネラルの濃度が薄くなってしまいます。その為、体液を薄めない為に、身体が防御反応で喉を乾かなくしてしまうのです。
日頃から、水分をあまり摂取しない方に多い症状です。特徴としては、朝の疲労感や、体力のなさ、風邪ひきやすい、尿量が少ない事です。
飲む習慣をつけるようにすると、腎臓が働き始めるので、自然と喉が渇くようになってきます。
④塩分不足
脱水症状にも種類が3種類あり、喉の渇きを感じない脱水症状があります。それを、低張性脱水症と呼びます。この症状は、喉の渇きはなく、尿量の減少もありません。これは、電解質が体内に足りなくなった症状で、血液中のナトリウム減少により、循環障害が起きてしまっている状態です。
原因は、下痢や嘔吐、発汗です。症状としては、寒気や血圧が低下し、立ちくらみ、全身の疲労感やけん倦怠感を感じるようになります。これ以上、体液を薄めないように、身体が水分を欲しません。
この場合は、すぐに、蜂蜜に塩を混ぜて舐める方法が早い改善法です。もしくは、電解質飲料でも大丈夫です。運動後やお風呂後でも、喉の渇きが少ない方は、低張性脱水症が比較的に多いので、意識してみて下さい。
⑤腸のむくみ
胃腸の状態が悪く、腸内環境が悪いと、お腹にガスがたまったり、腸が水分吸収、代謝を上手くできずにむくんでしまいます。その状態だと、お腹は苦しく水分を身体が欲しなくなります。
この場合は、水分を温かい飲み物で、1時間に200~300MLくらいを摂取して下さい。一度に大量の水分を摂取しても腸が吸収しきれず、余計に腸むくみを悪化させてしまいます。
「喉が渇かなくても無理に飲んだ方が良いですか?」という質問も多いのですが、
水分はできれば摂取した方が良いです。
1日に、2リットルなどとよく言われていますが、身体の大きさや、生活も、人それぞれ異なるので、特に、
決める事もないと思います。
水が苦手な方は、お茶やフルーツジュースや野菜ジュースでも構いません。
喉が渇かない時は、身体が飲みたいと欲する物をまず、摂取して下さい。
水分に関する以前の記事です!ご参考までに^__^
以上です
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