こんにちは^__^
皆さん、世界三代美女はもちろんご存じですよね。
楊貴妃・小野小町・クレオパトラです。
彼女達は美容だけのこだわりだけでなく、香りについてのこだわりも相当ありました。
特に、楊貴妃の香りへのこだわりは、異常とも言われる程でした。
それには、大きな理由がありました。(下記に書きます^__^)
そこで、今回は、「世界の三大美女に共通する香り」についてです。
実は、この3人には、共通する香りの特性があったのです!
上の画像は、日本の平安時代について書かれた書籍です。
香りの記載など、細かく掲載されています。
それでは、「世界の3大美女に共通する香り」についていってみます!!
■三代美女に共通する食べ物は?
まず、この三人には、国は違っても、共通するある栄養素を摂取していました。それは、「コラーゲン」です。楊貴妃はライチを毎日食べ、小野小町は鯉を食べていました。そして、クレオパトラは、真珠をお酢に漬けた物を食べていました。
■クレオパトラの香り
香りで有名なクレオパトラは、ローズやシナモンがお気に入りでした。特にローズの香りを愛好していて、宮殿の床にバラを埋まるほど敷き詰め、毎日香水の風呂に入っては麝香(ムスク)を体にたっぷり塗りこんで、身体中からローズとムスクの香りを漂わせていました。
現代でも、香水にローズとムスクを使用している商品も多く、良い香りである事は、間違いはないですね。
上の画像がムスクです。
■小野小町の香り
小野小町が生存していた平安時代は、日本で一番香りが発達した時代でした。女性だけでなく、男性も、自分の香りを調合するといった徹底的な拘りがありました。その理由としては、医心方にも記載されていますが、奈良時代から平安時代の人々は、インドから中国経由のアロマテラピーの知識を持っていたのです。
平安時代は精油を飲用していた?
実は、平安時代の貴族の女性は、髪や着物、部屋、手紙にも香りをつけているだけでなく、香りを体内から漂わせていました。丁子(クローブ)や桂心(シナモン)、零陵香(バジル)、麝香(ムスク)などの香薬を処方して内服することで、体内から芳香を発散させる方法を使用していました。
よい薫物をたきこめているというだけで身分の高さや、時にはどこの誰であるかまではっきりわかったそうです。当時ポピュラーだった香りは「沈香」「麝香」「白檀(サンダルウッド)」「丁子(クローブ)」です。
小野小町は、これらを調合し、使用していました。 上の画像はサンダルウッドです。
■楊貴妃の香り
香料が豊富にあった中国では、美女=いい香りという言い伝えが残っています。中国美女たちは、生まれながらに身体から芳香を発する「挙体芳香」で、皇帝を魅了しました。
楊貴妃は腋臭だった?
実は、楊貴妃は、腋臭体質だったという説もあり、体臭を気にして、匂いにはかなりこだわりがあったようです。そのため、白檀(サンダルウッド)でできた宮に住み、宮中では、モクレンやクチナシを香で焚き、沈香や丁子(クローブ)を常に口に含んでいました。ムスクを身体にぬり、体臭と混じりあうことで、魅惑の香りを演出していました。上の画像がクローブです。
楊貴妃の香りは、「歯医者の香り?」
体臭に、香りを混ぜると悪化するのでは?と思われますが、そこで、彼女の体臭の助けとなったのが、クローブです。クローブには、強力な消毒作用があり、加温・刺激作用が高い精油です。
クローブには、オイゲノールという化学成分が入っていて、これは、消毒・殺菌作用が大変高いのです。現在でも、実は身近の場所で嗅いだ事のある香りです。それは、歯医者さんです。オイゲノール(歯医者さんの間ではユージノールという表記に統一されています。)には局所麻酔作用があり、むし歯に詰めて痛みを和らげる方法は現在も用いられています。
■三代美女に共通する香りとは、一体?
三人が愛用していた香りを見ても、全く共通点が見つかりませんよね。実は、香りではなく、香りの効能効果が共通しているのです。クレオパトラが愛したローズ・シナモン、楊貴妃が愛したムスク、サンダルウッド・クローブ、そして、小野小町が愛したクローブや沈香には、全て強力な「催淫効果」があります。
ローズ・シナモンは、古代ヨーロッパでもワインに入れる惚れ薬として、男性が女性に使用していました。
サンダルウッドは上流階級にも愛されていて、男性も女性も引き寄せる香りです。海外の高級ホテルでは必ず高級感やリラックス感を出す為に、ブレンドしています。
そして、楊貴妃のマストアイテムであるクローブ、消毒効果が強い事で有名ですが、とても明るく陽気になる香りで、クリスマスを思わせるスパイスが効いた香りです。
世界三大美女に共通した香りの効果は、「催淫効果」です。現代の時代でも、全て高価で高級感のある香
りとして有名です。現代は、柑橘系など、比較的、安値の香りで人気ですが、当時は、高級感や品質で、
自分を醸し出す時代でした。そのような時代には、スパイス系やウッディーな香りが人気が高くなります。
余談ですが、この腋臭の楊貴妃を助けたクローブは、実はとても役立つ使用方法があります。
夏になると、でてくる「ゴキブリ」を殺すのに最適です!!
以上です
IFA MOE