昨日、この記事をあげた後、個人面談だったので、学校へ行きました
先生からあれこれ言われるのが嫌いなんで、1学期は面談希望しなかったのですが、学校公開の日に小2娘③の担任に引き留められてしまい、「③さんの算数とか見て貰っていますか」と言われて、娘③の算数が苦手な様子をわざわざ聞かされてしまいました(笑)
先生的には、算数が苦手なようなのでお家でもっと手厚く見てあげてほしいという感じのニュアンスだったのですが、、その時の私の返答
「苦手みたいなので、諦めてください」
先生も、私の塩対応に諦めたのか、「そうですか、、」という感じでそれ以上言ってこなかったので助かりました。
私が、自分でできる範囲で子供にやっていると思ったら、それ以上は無理だから
だいたい、先生も、クラスのみんなのレベルを画一的にしようとしなくていいんですよ。
指導する側から見たら、苦手だと思うかもしれないけど、本人は精一杯やってるんです。
それを先生も認めろよと強制はしませんが、親が先生と一緒になって子供に言ってたらあかんわなと思います。
宿題以外はやらないけどさ、宿題やってるだけで充分だよ。
子供ってのは、暇な時間も必要なんです。
この間、実家に行ったとき、子供たち3人が凄く暇になったらしいのです。
ゲームもない、テレビも見ない、スマホも、家にある暇つぶしの道具もないから。
そして3人が取った行動が、絵を描くだったそうなんです。
それはそれは沢山描いたようなのですが、帰ってきてから娘②がしみじみ言ってたんです。
「実家で絵描いたのすっごく楽しかったなあ~」
そういうことです
娘①も③も楽しかったって言ってました。
学校は、家にいてもつまんないから行く程度でいいんです。
実際うちの子たちはそうですよ。
「家にいてもやることないしね~」と言っていくけど、行ったら行ったでできる範囲でそれなりに楽しむ。
その、いい塩梅を自分で探して、自分でそこに調節することが大切なんです。
でも、そうして何かしている時間以外に、暇な時間も子供には必要。
学校帰ってきて、宿題して、習い事の練習して、塾いって、塾の宿題して・・・・
なんて生活、私だったら嫌です
私は嫌だから、子供が望まない限りはやらせない。
そもそも論で、学校が超楽しいわけじゃないんだし
そりゃあ、楽しく学校に行けるとの、楽しくないなと思って行くパターンを選べと言われたら、楽しいほうがいいに決まってる。
楽だから。
楽しい時間って、時間を忘れてあっという間ですよね。
楽しくない時間というのは、単純にしんどいんですよ。
楽しく学校に行けるのは理想形ですが、その理想形で通学できなくたっていいのだし、楽しむために行ってるわけではないし、大事なのは、つまんないと思ってたけどまぁまぁ楽しいじゃん、などと思える意外な経験だったりするわけです。
だから、自分が辛くならないために理想を高く設定しないということはとても大切なこと
子供の理想値の設定は、親からどれだけ求めらているかというのが基準になると思います。
あなたは大丈夫だというのは信頼することですが、あなたは100点取れるはずよというのは相手への期待ですからね。
信頼は子供の肩を軽くしますが、期待は子供の肩に重くのしかかりますからね。
嫌なことを我慢できないとまともな社会人にならないだから嫌なことも我慢させるんだ などと思ってるなら、そういう教育をさせていればいいと思います
私はちょっと違うと思いますけどね~と言うだけの話
むしろ、中学生までの時期に甘えさせることができないと、高校生から学業も友達関係も、人生の目的を考えることも全部辛くなると思います。
甘やかすことと、甘えさせることは全然違いますからね。
甘やかすことは、親が過干渉や過保護にして、子供をコントロールすることです。
要するに、親の都合で教育するということです。
いい子にしてないとサンタさんこないよ
なんてのはまさにそれです
このような声掛けはコントロール欲ばりばりの親の声掛けです
先回りしてやってあげたり、これをしたらこれを買ってやるというような条件付けで子供を動かしたりする過保護教育は、親の都合なので、子供の自己肯定感や自立心を削いでいきます。
反対に、甘えさせることは精神的な欲求を満たすことです。
スキンシップがない親子関係は、これが無いと思ってください。
甘やかしは、親がなんでも子供の欲しいものを用意してあげて、物理的に子供を満たすことで、甘えさせるということは、スキンシップして目にみえない精神的な繋がりを太くしていくことです。
信頼する、期待しない、甘やかさず、甘えさせる。
これは凄く大切な4柱だと思います。
この四方固めがでいないと、子供は不安定になるので、自立できない大人になってしまうわけです。
我慢させるということも大事なのはわかるのですが、必要なのは日常生活上での我慢だと思うんですよね。
買ってもらえないとかね。
最初から、社会生活上での我慢ばかりさせると、うたれ弱いメンタルができると思います。
さて、個人面談の話に戻りますが、今回は希望性ではなくて全員強制でした。
何の心配もせずに気楽に生きましたが、思った以上に気楽で、二人の担任に、褒められましたわ
娘③ちゃん、算数苦手なので、かけ算どうかなあ・・・と思っていたんですが、逆に得意だったらしくて、クラスの中でも2番手くらいに早く覚えていました
これには私も驚きです
算数は苦手ではありますが、なんとかやっているようです。
何が苦手か把握することは必要ですが、苦手なことを克服させるために何回もプリントやらせたりは、しません
1学期は漢字もなかなかできなかったのですが、2学期はかなりできるようになって平均点が上がりましたと先生が言っていました
得意ならまだしも、苦手なことをやるのは大変なことですからね
よく頑張っているなあと思います
それも嬉しいことなのですが、もっと嬉しかったのは、良いところカードという、クラスのみんなの良いところをハートのカードに書いていくというものがあって、娘③は、カードから字がはみ出すいくらい、たくさんひとりひとりの良いところを書いていたそうなのです
それがすっごい嬉しかったああああ
中でも、仲の良い友達がそれを読んですごく喜んでいたという話をきいて、本当にほんわかした気持ちになりました
学校がスキとはまではいかないけど、それなりに楽しんでいるみたいで安心しました
先日、先生の誕生日だったので一生懸命カード作っていて、先生もとても喜んでいました
今回の担任の先生のことは、本当に大好きみたいで、ずっとこの先生がいいと言っていますね。
私は、以前担任だった保護者からボロクソな話を聞いていたのですが、何事も捉え方次第だなあと改めて思いました。
折り紙が得意なのですが、それも褒めてくださいました
ひとりでyoutubeみて作っちゃいますからね~
私の誕生日にもおりがみを沢山くれました
こんなに面白いスマホも作ってましたよ
ビーズも上手ですよ~
この間は、アイロンビーズがやりたいと言っていたので、100円ショップにいって自分で買ってきてやってましたよ
こんなことができるようになったなんて、改めて凄い成長ですね
娘③は、知らないうちにいろいろなことに挑戦していますね
折り紙とかって意外と難しいので、できなくて泣いていたこともあったけど、そういう壁にぶち当たるのって大事なことですね。
だって何事も最初からできるわけがないんだから。
それが現実。
でも、そこで、諦めないメンタルがあるかどうかですよね。
それには、やはりそもそも論で、最後までやり遂げたいという意欲そのものが必要でしょう。
意欲がないのに、諦めるなとは無理な話です。
執着が必要なのはここなんですよ。
私はこれをやり遂げたい
こここそ執着が必要なところですね。
諦める大切さや、できなくていいと教えるのも大切ですが、これもバランスが必要で、できなくていいが開き直りになると、どうだっていいやになってしまうので、頑張りたくもないし、何もかもつまらなくなります。
こういうところが4柱が支える部分ですね。
長くなったので