アトピーの心

最近、酷いアトピーの子供をよく見かるようになりました。

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私と同じ時期に生まれた子で、生まれてすぐでこれくらい酷かった子も見ました。
その子は６か月頃観た時、綺麗になっていましたが、お母さんがステロイドを使う人でしたので多分薬で抑えているのでしょう。

第一子もアトピーだったそうで、上の子も今でも薬を使っていると言ってました。

成人して本当に辛い思いをしている方、とても多いです。

自殺を考えた、という話も聞きました。

そしてその子の子供たちは、どうなるんでしょうね。

だから私は、そこまで考えたいと思ったし、そういう人たちの声と、旦那さんの協力で頑張れました。

娘が酷かった時、本当に辛かったですが、一番考えたのは　この子が思春期になったときに顔がドロドロだったら、自分自身が耐えられないだろうと思いました。

そして娘は女児ですから、当然子供を産む確率が高いわけで、その子に影響しないわけが無いですよね。

ただでさえ、もう私の食べた物が娘の卵子を作っているわけですから、孫の存在は私の食べた物で出来たとも言えるのです。

とにかくアトピー発生中の小麦はダメですね。

たまに歩きながら菓子パン食べてるアトピーの男性とか居ますよ

遺伝子組み換えの問題もありますが、小麦はどうしてもダメなのです。

世の中には授乳中の自分がパンを止められないので娘に薬を塗るという人も居るんです。

その子は血液検査でいろいろなモノが反応し、それを観たママさんは手当たり次第に除去し始め、お米くらいしか食べれず、子供はもうすぐ４歳になりますが、２歳くらいにしか観えないのです・・・

この間は授乳室で一緒になったママさんが酷いアトピーの赤ちゃんを抱えていました。

こういう時は他のママさん達が、観ないようにしている空気がびんびん伝わってくるんですね

だから声をかけてガス抜きをした方がいいんです。

アトピーママさんはただでさえストレス抱えてますから、交感神経ビンビンのアンテナ

でその空気を察して、またストレスになるんですよ

交感神経は簡単に言うと狩りをするような時に使われる攻撃神経ですが、振り切りすぎると逆の副交感になるのです。

逆もしかり、身体っていうのは単純であり複雑なのです。

その赤ちゃんの肌はこの写真くらい酷かったですが、お母さんが授乳中に携帯ばかりみているのが私はとても気がかりでした。

『辛いですよね、でも治りますよ』と声をかけたら、ぽろぽろと泣きだしました

聞けばやはりステロイドは使いたくないから自然治癒でいろいろしているとのこと。

でも、周りから色々言われるし、赤ちゃんは治らないし、自分も眠れないし・・・
この苦しみは、経験した人でないとわからないです。

ストレスが原因なら収容されていた子供は皆アトピーだ

ストレスは関係ない

と豪語してる医者もいますが、それは本質的にアトピーを知らないからです。

アトピーの子を持っている親なら、ストレス掻きをすることなど誰もが知ってる事実。

アウシュビッツの子供たちなんかがアトピーでないのは、ストレスがかかりすぎているからでしょう。

『死ぬかもしれない』という恐怖の中で痒みや痛みなどは、むしろ引いて行くはずです。

顔面蒼白になりますからね

３か月頃から乳児湿疹が出る子も多いですが、出たらもうそこで色々改善するべきです。

まずは便、とにかく便です。

便秘で無いなら比較的治癒は良好に進むと思いますが、便秘の場合は困難になってきます。

当然、ママの食べたものは当たり前に影響します

小麦や大豆などはまず止めた方がいいです。

大豆ミルクなんて・・・

別にアトピーで無くても、積極的に食べるのは止めておいた方がいいです。

乳児湿疹とアトピーと違うところは、痒みがあるか無いかです。

アトピーは猛烈に痒いのです。

それはもう、痒くて痒くて眠れないほど痒いのです。

掻けば恍惚な表情にさえなります。

それほどまでに掻きむしりたいのです。

その生体反応の違いに何か意味を感じませんか

その赤ちゃんも顔はドロドロで、痒がるのでミトンをはめていました。

私は、ミトンはお勧めしません。

布で掻くのと、手で掻くのは違うし、やはり布は不衛生。

それで傷が浅いように見えたとしても、ミトンなんて何の対処法にもなりません。

ただ、爪だけは絶対に綺麗にしておくことです。

伝えたいことは山ほどあっても、その場で話せることなどたかが知れています。

とりあえず重要ポイントだけはざっと話してきましたが、その程度では気休めにしかなりません。

自然治癒を目指すとなれば相当な意気込みと力量が要ります。

当然お金も、かかります。

それで旦那さんの理解が得られないとなると、相当に難しいことです

薬を使わないとなると、ママには相当負担がかかってきます。

　”何もしない”、その裏には相当な時間と膨大な労力がかかる上に、良くならない肌を観て、毎日不安の日々を過ごすことになります。

想像できますか

当然日常的に気をつけることは山ほどありますが、母親の意識変革も絶対的に必要です。

アトピーの人や、アトピーの子のお母さんって波長が似てたりしませんか

このお母さんは焦っていました。

何かと戦っているんですね。

それをまず止めないと始まらないのですが、自分では気付いていないのです。

それを気付かせてあげることは、所詮他人には無理なこと。

きっかけを作るとしても、こちらも相当な覚悟で臨まなければなりません。

「ほらこれだよ

」と首を掴んでみせても、眼が開いてなければ、観えないのですから

アトピーは『毒素の排泄だよ』で簡単に済む話では無いです。

そのような話をやみくもに信じていては命に関わりますから、相当な注意が必要です。

浸出液が止まらないのに放っておけば、大変な事になりかねません。

私のアドバイスの後にメールをくださいましたが、泣き声が大きくなったように思う、と書いてありました。

泣くのだって力がいるのです。

本当に大変になったら、泣くこともしなくなります。

そうなったらもう病院へいってステロイドを点滴するしかありません。

そうなる前に、出来ることはやるべきなのは当然です。

でも、道を間違えていれば目的日にたどり着かないように、対処法を間違えれば良くなりません。

自分で治す、と決めたら、ネットの情報などにいちいち踊らされないことです。

ネットにの情報などはたかが知れています。
アトピーの人に何かを売ろうとしている人も沢山います。

自分の頭で考えて行動したいなら、図書館へ行って人体図鑑を読むことからです。

そういう基本を理解しないで、何も解るわけがありません。

でもそれにどれだけの時間を費やしますか

それからどれだけのアイテムを試しますか

手当たり次第に試して、いくらつぎ込みますか

その間子供はどうなりますか

子供の事を調べるのに夢中で、当の子供を放ったらかしでは、本末転倒ではありませんか

本当に大事なことは何でしょうか

もちろん、私は薬を薦めているわけではありません。

色んな視点から観てみようよ、と言っています。

それから自分でチョイスすればいい。

だから、気持ちを整理するために、話す相手が必要なのです。

本来それをパートナーにやって貰うべきことですが、理解が得られなければストレスになるでしょう。

でも、ぐるぐると自分の殻にこもっているだけでは、多分良くなりません。

アトピーは遺伝子しません、が、身体の作用は遺伝します。

そうさせないために、とにかく、妊娠中の生活スタイルや食事には充分気をつけましょう。

便秘な時点でアウトですよ