2020春。コロナ到来。長男高校入学、そして自宅待機。

息子三人、ナオコ、ダンナちゃん皆、登校、出勤禁止となり、皆で自宅で過ごす日々が始まりました。

 ナオコは家族皆が、新型コロナ感染を恐れ、

 

自宅にいることによって守れる体の健康。
心への不健康。


両方のリスク&ベネフィットを考えました。
 

結果、ナオコ自身の心の健康を優先し、息子たちが、外に行こうが家にこもろうか、自由に過ごさせることにしました。

 理由は、新型コロナ感染ウイルスはおそらくそれほど恐怖なものではないであろう、

子どもを自由にさせない、ダメ、ダメを言い続けるストレスによる自己免疫力低下の影響の方が大きいと判断したからです。

 息子たちに、私の考えを伝えました。
「私は、皆自由に過ごしてよいと思います。感染しても構わない、極論、早いうちに自然免疫を獲得すればよいと思うから。

 ただ、世界で初めてのウイルスなので、なにかあっても医療機関を頼れないことは覚悟してください」

 そして、息子たちは?これまでと変わらずに過ごしました。

むしろ学校に行くことがないので、これまでより自由を謳歌しました。

午前中は塾がオンラインで自習管理をしてくれて、午後からは、遊べる友達を探しては毎日遊んでいました。

 ナオコはというと、自宅で仕事をしていました。あれ、予想していたよりストレスがない?

 

子どもたちは誰も私を頼らないくらい成長していたのです。
これが、10年前だったら、一日何十回“ママ~”と呼ばれただろう??みたいな。

 今思い返せば、この緊急事態宣言中のナオコの子どもへの接し方から、子ども達は徐々にナオコを信頼するようになってきた気がします。

世の中が何でもダメダメ、の中、

“うちのババア、ダメって言わないぞ。なんだ?小うるさいただのババアじゃなかったんだ!”

2024年、あれから4年たちました。

緊急事態宣言中、世の中は暗くて静かで目に見えない敵におびえてか、雰囲気悪かったですけど、我が家は楽しかったです♪。

話が通じるほどに成長した子どもたちとゆっくり話すのは楽しかったし、

お昼はテイクアウトのお弁当を今日はここ、明日はあそこ、なんて食べることの大好きな次男と一緒に買いに行ったり。

外食しない代わりに家での食費にお金をかけられましたし。

皆暇だから、猫におやつをせがまれると「よしよし」って順番におやつあげちゃって、猫が明らかに太りました(笑)。

ダンナちゃんと普通なら電車で行くところに歩いてみたり、季節も良かったので、楽しく過ごしました。

っていうか、楽しく過ごさないと、愚痴しか出ず、自己免疫力下がってしまうのでねてへぺろ

マスクもあまり意味がないだろうと思っていたのでマスク買うために、ドラッグストアに並んだこともありません。

 我が家はただ、普通に過ごしました。楽しかったな~。