お肌の水分保持力は、角質層の細胞間脂質が80%、
NMF(天然保湿因子)が18%、皮脂が2%を担っているので、
これらが流出すると、お肌の水分保持力は激減してしまいます。
油性の成分を洗い落とすクレンジングは、角質層に以下の2つのダメージを与えるので、
スキンケアの中でも最も注意が必要なスキンケアステップです。
現在市販されているクレンジング剤は、洗い流せる、濡れた肌にも使えるタイプのオイル系が主流です。
これらは素早く簡単にメイクを落とせることから非常に便利なのですが、
メイクを浮かせる油分が水に溶けるようにするために多くの「界面活性剤」が使われています。
しかし、界面活性剤は、メイクや汚れだけではなく、
お肌の保湿能力の80%を担う角質層の細胞間脂質(セラミドなど)も洗い流してしまうのです。
クレンジングには、少し手間がかかってもお肌に優しい方法を選ぶことが美肌への近道です。
良いものを「与えること」以上に、ダメージを「与えないこと」が重要なのです!
では、お肌に優しいクレンジングの方法についてみていきましょう!
肌の乾燥や肌荒れでお悩みの方は、毎日のクレンジングが原因かもしれません。
そんな人におすすめしたいのが、クレンジングミルクです。
クレンジングミルクは、目元や口元のメイクを落とした後に使用するクレンジング剤です。
これは、肌の優しさを考えてベースメイクが落とせる程度の洗浄力に抑えてあり、ポイントメイクは別で落としてあげる必要があるためです。
普段のクレンジングでは、一つのクレンジング剤で、すべてのメイクを落とそうとはしていませんか?
アイメイクも落とせる洗浄力の高いクレンジング剤で、ベースメイクも一緒に落とそうとするために肌に過剰な負担をかけてしまっている可能性があります。
次にクレンジングの方法についてです☆
① ポイントメイクリムーバーで先にアイメイクを落とす
アイメイクをしている場合は、ポイントメイクリムーバーを使用して先にアイメイクを落としてください。
リムーバーをコットンにたっぷり浸み込ませ、目元にのせたらゆっくり5秒待ってから、コットンを滑らせるようにして落としてください。この時、多少メイクが残っていても大丈夫です。
② 乾いた手にミルクを取り、手の平で温める
手に取ったミルクを、軽く揉み込むようにして手の熱で温めます。手が冷え切っているときは、お湯などで温めてからミルクを手に取りましょう。
③ ミルクを顔にのせる
額や頬、鼻、あごなどの部位につけて、顔の隅々まで行き渡るようにそっとクレンジングミルクを広げます。
④ 顔全体に馴染ませる
鼻、小鼻、額、あご、頬、目元と、両手の指先を使って顔全体に、内側から外側に向かって円を描くようにして、軽くマッサージするように汚れをミルクに馴染ませます。
この動作を2~3回繰り返します。小鼻の脇など、脂っぽくなりがちな部分は、汚れが落ちにくいのでゆっくりと丁寧に馴染ませましょう。
⑤ ぬるま湯で少しずつ洗い流す
ぬるま湯を少しずつ馴染ませながら丁寧に洗い流します。