お久しぶりのアメブロでの講座のご報告です!

去る3月20日(水)春分の日に、
第2回目の「あろまほらの寺子屋~
和のアロマで森の恵みのクラフト作り」
を行いました!
場所は前回と同じく、サロン目の前のつきまさ下北沢店さんにて。


おりしも春のど真ん中、すぐ近くのお花屋さんでは
ボタンをはじめ、花盛り!絶好のお日和でした。

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今回のテーマは
「春の和アロマ ~においこぶし&柑橘~」と、「和のベースオイル」をテーマに。

題して「春分の和アロマと国産植物油で作る、
           からだとこころが目覚めるマッサージオイル講座」
。  

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 桜茶をお召し上がり頂きながら…うつわもサクラ型♪

春は「めざめ」の季節… ということで、シトラス様の香り成分を含み、
覚醒効果のある和の木の香り 「においこぶし(匂辛夷)」と、

「ゆず(柚子)」「こなつ(小夏)」「だいだい(橙)」「いよかん(伊予柑)」「あまなつ(甘夏)」
の、
和の柑橘類の精油をご紹介しました☆  

 においこぶしの花。

においこぶし」は、実は日本初めて抽出に成功したアロマなんです!
崖の上など、厳しい環境を好むため、採取するのがとても困難な、
それゆえ値段も大変高価なオイルとなっています。


よく街中で見かける「シデコブシ」といわれる種類の木には香りがありませんが、
この「においこぶし」にだけは、シトラスとメントールを足したような、
レモンのようにさわやかで、 でもほんのり甘い、そして後味がほんのりスっとする…
言葉では説明しづらいほど、独特の香りです。

朝の目覚めをスムーズにし、またマッサージオイルに使うと、血行を良くしてくれる効果も!
最近では、ヘアケアに使うと毛根の活動を活性化するのでは?という研究が進み、
シャンプーなども販売されています。  


また日本人にはなじみ深い「柑橘」たち。 すべての柑橘に多く含まれているのは、
「リモネン」という いわゆるレモンのようなスキッとした香り。

そんな中でも柚子や橙は、リラックスや抗炎症の成分も含んでいたり、
また甘夏はとてもジューシーな甘い香りで、
参加者のみなさんも「美味しそう~!」と顔がほころびます。
嗅ぎ比べると、その個性がわかりやすいですよね~^^

カラダにつけるオイルにブレンドする目的なので、
光毒性を考慮し、すべて水蒸気蒸留法によるものをご用意しました。

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比べる…といえば、今回「和のベースオイル」にも注目して、
サロンアロマホラでは愛用中のゆず種子油、米ぬか油、そして椿油について
それぞれ実際にオイルを手につけて頂きながら、
特性や含まれる栄養分の違いなどをレクチャーさせて頂きましたが、

なかでも好評でしたのは、
産地による椿油の違い」でした!


今回は、
①利島(としま;伊豆大島の南、日本一の椿産地)②鹿児島県桜島 ③宮城県気仙沼大島
の3種類の産地オイルをご用意し、精製の仕方などにより、
感触の重さ軽さ、また透明に近いものから、未精製の黄色いものまで
色や手につけたときの感触の違いを、目で、肌で感じて頂きました。



その上で、サロンで使用している気仙沼大島椿油のさらりとした感触は、
みなさま気に入って頂けたようで、
帰りに全員の方にオイルをお買い上げ頂きました。

2月に現地、気仙沼大島へ訪れた際の様子も写真でご報告して、
みなさまに少しでも現地の様子をお伝えできたこと、
このオイルを購入して頂くことが、現地の復興支援にもつながることをご理解頂けたことも、
とても良かったと思います。


クラフトは、講座でご紹介したオイル達を使って、マッサージオイル作り。

春のスキンケアやヘアトリートメントにも使えるものなど、
レシピ例をいくつかご提案してあったのですが、
生徒さん皆さんが「春のデトックスボディオイル」を作成されました!

においこぶし、柑橘ほか、アスナロ、クロモジなど他の森の香りも加わって…
つきまさのお店の方からも、「良い香りですね!」と後でほめて頂いちゃいました!

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今回はベースオイルにもこだわり、
講座でご紹介した3種の和の基本ベース+自家製の和ハーブインフューズドオイル(油)も3種類ご用意。

炎症を抑え冷えをやわらげる「よもぎ」、肌をととのえる「桃の葉」抗酸化の「月桃」など、
目的に合わせてベースオイルに5ml程度加えてもらいました。

お土産ににおいこぶしと柑橘系の入浴剤も差し上げました。

さあ、このデトックスオイルでしっかりケアして、
本格的な春のカラダとココロをめざめさせて下さいね♪



次回の講座は初夏頃を予定しております。
ご参加のみなさま、ありがとうございました!