本日の老人ホームで、施術中の利用者さんから、『エステはいつ頃からあるの?』と聞かれました。日本にも古い時代から、美に関する風習(化粧・香・衣装)はあったのですが、確かに、エステというのは、いつごろから日本で利用されるようになったのでしょうか?少し専門分野でのお話になりますが、ご紹介したいと思います。

エステティック発祥の地はフランス。
18世紀マリーアントワネットの時代に遡ります。
エステティックが日本の歴史に登場するのは明治時代。アメリカから渡ってきたフェイスマッサージが始まりとされています。それまでの日本には、顔を剃ったり、洗顔を行う等の基礎的な行為のみだったようです。このフェイスマッサージは、今日のフェイシャルマッサージの基礎を担っていて、当時は、顏美術とか、美顔術と言われていました。

日本のエステティックを語る上で忘れてはならない人物がいます。
芝山みよか女史(2009年/101歳没)初代エステティシャンとも云える人物で、日本エステティック協会名誉会長です。現代の日本エステティックはフランスのエステを基礎にしています(ソワンエステティック)。

1952年芝山みよか女子は、エステティックをフランスで学んだ後、フェイシャル・ボディ・メイクアップなどトータルで美を提供する(トータルエステティック)サロンを横浜に設立します。
当時日本では(芝山みよか女史を始め)美容師の手による、ヘアケアと併せたエステティックが行われていた影響もあり、エステティックの急成長を迎える1980年代までは、“エステティック”という分野の一般的知名度は、あまりありませんでした。

②へ続く…

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エステティックサロンApprici(アプリシー)
福岡県大野城市山田5-2-2(西鉄自動車学校前)
営業時間 / 10:00~20:00(応相談)
(水・木) / 17:00~20:00 *老人ホーム訪問エステのため
店休日 / 不定休
ご予約 / 092-558-5425

*完全予約制 *女性専用 *1日3名様