アブラメリンの天使召喚魔術 | ソロモン72のブログ

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術士アブラメリンの聖なる魔術の書

『術士アブラメリンの聖なる魔術の書』(The Book of the Sacred Magic of Abramelin the Mage)は、天使や悪魔を呼出しさまざまな願いを叶える方法を記した魔術書グリモワールのひとつ。ドイツ語原題は Buch Abramelin で、『アブラメリンの書』、或いは単に『アブラメリン』とも略称される。

本書はイギリスのオカルティスト、マグレガー・マサースによる英訳本で知られるようになった。

同書自体の記述によれば、著者は14世紀から15世紀のドイツに住んでいたユダヤ人、ヴォルムスのアブラハム(独: Abraham von Worms)という魔術師。彼は、神の真理に至る道を求めて世界各地を放浪し、エジプトでアブラメリン(Abramelin)と名乗る老賢者とめぐり合 う。アブラハムは、アブラメリンから一般には伝えられていない秘術を学んだという。

『アブラメリンの書』
は、アブラハムがアブラメリンから学んだ秘術を伝えるために、息子のラメク(Lamech)に宛てた書簡 という体裁で書かれている。まず、心身を清めた上で聖守護天使と対話してその加護を得、その後悪魔に自分の為に働くことを誓わせる方法について詳しく説明 する。そして悪魔たちを使役するための護符の例も多数収録されている。

これによると、アブラメリンの秘術を会得しようとする魔術師は、まず一定の手順に従い6カ月間集中して隠棲生活を行う。この間は懺悔や祈りなどの課題をこなし、世俗の事を忘れて心身を極限まで清めねばならない。

その後祭壇を整え、霊媒となる子供を通じて聖守護天使(Holy Guardian Angel)と対話しその加護を得る。この聖守護天使とは、その魔術師の魂の中の最も神聖な部分のことで、決してどこか別の場所からやってきた他者ではな いとされている。この聖守護天使と対話する事により、魔術師はその本来の聖性に目覚めて、悪魔をも使役できるようになるのだという。

聖守護天使の加護を受けた後、今度は悪魔を呼び出す。加護無しに悪魔を呼び出すのは危険だからである。呼び出すのは4人の上位王子(Four Superior Princes)と総称されるルキフェル(Lucifer)、レビヤタン(Leviatan)、サタン(Satan)、ベリアル(Belial)、そして 8人の下位王子(Eight Sub Princes)と総称されるアスタロト(Astarot)、マゴト(Magot)、アスモデウス(Asmodee)、ベルゼブブ(Belzebud)、 オリエンス(Oriens)、パイモン(Paimon)、アリトン(Ariton)、アマイモン(Amaimon)の、計12人の大悪魔である。 魔術師は、彼ら大悪魔とその配下の使い魔たちに自分への忠誠を誓わせることにより、彼らを使役する資格を得る。

アブラメリンではソロモン秘法で重要である魔法円は使用しない。ソロモン式でも魔術師は儀式に際して身を清めてから行うのであるが、この点をさらに聖化しつくすことによって魔法円を必用としなくなったというのだ。

『術士アブラメリンの聖なる魔術の書』は現代においてもあらゆる魔道書の中でも最も真正なものの一つであると位置付けられているのだ。

ソロモン式では困難を極める魔術もこの書による実践を行うものには最短で6ヶ月の遵守を通せば魔術師としてその準備を終えるというのだ。

そしてその結果天使が真の叡智と聖なる魔術を伝えてくれればその修行は終わったものとされる。
その後は天使の伝えがある通りにすれば、自由に悪魔を使役できるとされる。

以上紹介した方法はソロモンからは他流と位置付けられる魔術についてですが共通することは悪魔をコントロールして人間の望みを叶えるということに尽きるのである。