「優しいお兄さんが欲しかった。」
仲の悪い年下のきょうだいしかいない長女さんたちが、特によく言うようですね。
我が妻も、きょうだいは弟さんが一人いるだけの長女。同じことを言います。
従妹のところでも同じような話を聞きました。長女の子が、弟はうるさいだけで嫌いだ、優しいお兄さんが欲しい、と言ってました。
社会に出れば年齢なんて関係ないとすぐに分かるけど、それでもいくつになっても優しいお兄さんが欲しいという気持ちを引きずっている人はいますか?
自分は年下のきょうだいはいませんでしたが、欲しいと思ったことはなく。
いても喧嘩する相手が増えるだけ、自分となんて仲良くできるわけがない、ぐらいに感じていたかも。
女のきょうだいが欲しいと思ったこともない。
でも一般には、似たようなことは男側も思うことが多いらしい。
日本で大学生だった頃、妹がいない奴ら(自分を除く)が口を揃えて「妹がいたらよかったと思う」と言うのに対し、実際に妹がいる奴らは決まって
「あんなのいても面倒くさいだけ!」
と言ったもの。
なお、妻は年下の男と結婚するとは想定していなかった模様。
自分も年上との結婚を想像したことすらなかった。
なにより実際に結婚して、「やっぱり年上だなあ」なんて思ったことない。
一回りも差があれば違っただろうけど。
もし優しいお兄さんに対する憧れを引きずっているなら、それは妄想でとどめておいた方が良いです。
現実には、歳下の側がしっかりしているカップルの方が上手くいくものです。