グルート活性化をようやく理解する | アメリカ暮らしほぼ30年おじさん

アメリカ暮らしほぼ30年おじさん

留学でアメリカへきていつの間にやら30年近く経過。日本への永住帰国のプランはもはやなし。誠に遺憾です。

タイム的にも平凡な市民ランナーとして今月末のMCMに参加する予定です。

 

時間的にランニングフォームの試行錯誤してる時期じゃないだろって話なんですが、試行錯誤してます。

 

本格的なランナーの人たちから見れば失笑レベルでしょうが、笑っていただいて構いません。

 

これが50の手習いじゃ。

 

さて臀部筋のことを英語でグルートといい、ランニングの動画でよく使われるフレーズがグルートの活性化。

 

Glute Activation.

 

なんのことだかよく分からないまま長い時間が過ぎました。

 

マックスクッションのシューズじゃ正しいフォームは身につかないし、足の筋肉が怠けてトレーニングにもならない。

 

ようやくこの落とし穴に気づいて以来、ゼロドロップで薄底のアルトラシューズで走ってるわけですが。

 

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この年齢になると、体は無理や正しくないことをするとすぐに悲鳴をあげます。

 

それは考えようによってはいいことだと思ってます。

 

正しいフォームを模索して身につけないといけないから。若いときなら良くも悪くも体が我慢できちゃうけど。

 

アルトラシューズで走っていて自分のランニングフォームのまずいところがいろいろわかったような気がします。

 

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マックスクッションシューズじゃ分らんかったことばかり。

 

最初は足の裏。靴擦れが妙なところにできて、特定の個所が痛くなったり。

 

正しく Forefoot Strike で走ってるつもりなのに、やっぱりハーフぐらい走ると股関節や臀部筋が痛くなる。

 

一時的なもんかなとたかを括ってたら、さらには腰痛まで発生。

 

ハーフマラソンの距離を走ったら4日ぐらい休まないと再開できないぐらい。

 

こりゃ絶対ランニングフォームに難があるに違いない。

 

で、あらためてそれ系を扱っている動画を視聴し自分なりの解釈で勉強しました。

 

グルート・アクティベーション。

 

自分なりの感覚でいうと、骨盤が前方へ傾かないように、グルートをグッと締める。

 

これで背中ののけぞりが減り、走るときの腰への負担が小さくなる。

 

日本語では腰と言ってるけど、英語で言うと Lower back。要するに背骨の骨盤付近。

 

Lower back がのけぞるのはよくない。のけ反らせずまっすぐに近い状態にするのが一番いい。

 

そもそもゼロドロップのシューズのメリットの一つは、この腰の反りをなくしてくれることだった。

 

走るときは体を前傾し、いわば重力を利用して推進力にするのだけど、このときへっぴり腰で上半身だけ前傾するのは間違い。

 

自分はこれで腰痛や股関節痛が発症。

 

そうならないように、グルートを締めたまま、体が腰のあたりで曲からないように気をつけて全身を前傾する。

 

イメージ的にはマイケルジャクソンのSmooth Criminal のMVみたいな感じ。あんなに前傾しないけどさ。

 

骨盤がグラグラしないこと。これが長距離を走っても腰や股関節が痛くなりにくくなるための基礎になるのではないかと自分なりに解釈しました。

 

本格的ランナーの人がこれ見たら違うよ、って言われちゃうかもしれないけど。

 

なんてごちゃごちゃやってるうちに、気づけばMCM本番まで2週間。相当ヤバい。

 

今日は18マイル走りました。20マイル目指したけど挫折。腰痛や股関節痛はどうやらない模様。よかった。方向性は間違えてないらしい。

 

本番はチートなAlphaflyの力に思い切り頼ります。