小さい頃から、なぜか逆立ちが得意でした。
フラフラせず、つま先まで真っ直ぐにピタッと1分以上静止したままでいられました。
テレビのCMでプロゴルファーが逆立ちしたまま腕立て伏せするのを見て、自分もやってみたら割とすぐ出来るようになったし。
背も高くないので、器械体操やったらそこそこできたんじゃないかと思わないわけじゃない。
でもそういう環境は全く自分が育ったところになくて、結局ただ逆立ちできるという特技だけがポツン。
なんの役にも立ったことありません。
ヨガの逆立ちのポーズがかんたんに出来たぐらい?
ヨガ自体もハマらなかったし。
そんなこと思い出して今逆立ちやろうとしたら
もう出来ませんでした(涙)。
使えない知識はないのと一緒、という言葉を聞いたことあるけど
自分にとっては逆立ちがまさにそんな感じだったな、と思いました。
逆立ちは健康に良いとか言ってるネット記事も見るけど、逆立ち出来てた頃でも毎日そんなことやってたわけじゃない。
むしろほとんどやることなんてなかった。
ただ、やればいつでも出来た。とにかく逆立ちすることだけはなぜか得意だったのです。
なんなんだろうね、この無駄に何かできるのって。
逆立ちなんかできたって別にカッコいいことないもんね。
おまわりさんコイツです、で終わりそう。
あ、もう一つあった。
階段を滑るように降りられること。
でもこれ実は出来る奴他にも結構いるらしい。
これ30年以上前にやってたよ。
自分なりに完全オリジナルだったのにな。
でも見られるの恥ずかしいからなるべく一人の時だけやってた。
今やろうとしたら絶対ケガする自信あります。
逆にこの歳でやったらウケるかもしれないけど、やっぱりケガして失笑&ジ・エンドのシナリオが簡単に想像できます。
やめとこう。