シャケの半生の振り返り高校編なのですが、高校は中学の延長というイメージがあり
取り立てて書くこともないのですが、
印象に残っていたことを2つくらい挙げてみたいと思います。
1つ目は英語の授業でのことです。
「将来自分がなりたい職業を英語で説明しましょう」
というお題を出され、僕が発表する番になったときのことです。
真剣に考えたのですが本当に何になりたいのかが分からず、
先生に向かって日本語で
「こんな短い時間で将来やりたいことなんてすぐに見つかるはずないじゃないですか!!」
と半ば怒りながら答えクラス全員と先生を引かせたことをよく覚えています。
先生も「・・・確かにそうなんだけど・・・」みたいな感じで次の子に進んでいました 笑
今考えると、思っていてもそんなことよく言えたなぁ。
やりたいこと、なりたいことを何となく答えるということがすごく嫌だった
ということなのですが、よく言えたなぁ 笑
しかし、40歳を越えた今でも模索しているあたりがなかなか笑えます。
もう1つは部活では弱小ラグビー部だったことです。
小学校、中学校では野球部に入りどちらも地区大会では優勝するチームに所属していたこともあり、
そこそこ強いチームに所属するのは当たり前だと思っていました。
また、普通に練習をすればある程度うまくなると勝手に思っていました。
しかし、高校で入った部活は本当に弱かった。
1回戦で負ける部活って初めて見たー!!初めて聞いたー!!初めて味わったー!! 笑
っていうくらいビックリしました。
ラグビーは1チーム15人で行うのですが、
3年生のときの在籍人数は17人とギリギリの人数。
しかもメンバーは強引な勧誘に負けて無理矢理入ってきた
文科系のようなひょろひょろ男子のみ 笑
なぜ僕がラグビー部に入ろうかと思ったのかというと、
中学の野球部でレギュラーになれず挫折をしていたところで
勧誘に必死な先輩にかけられたこの甘い言葉
「ラグビーは、やってる人が少ないからスタートラインが一緒だよ」
これに負けた!!
なるほど、スタートがみんな一緒ならばすぐレギュラーになれるのか。
そんな甘い言葉に負けて入った部活なのでした。
これがもし漫画だと
熱中して皆を巻き込み、あらゆる困難を越えて、ついには花園の舞台に立つ!!
なんていう夢のような展開が待っているのですが、
そこは僕らしい現実 笑
公式戦で勝つなんていう野心を抱くことなく、相手に勝利を献上をして、
喜びを味わっていただくという奥ゆかしい活動っぷり。
最後の試合も通常運営の1回戦負け。
しかも泣くこともなく、その帰りの電車では当時一番ハマっていた競馬ゲーム
「ダービースタリオン3」の話で盛り上がるというやる気のなさ!!
そりゃ勝てないよ。
でも、みんな良い奴らだったよ 笑
高校生のときはどこか中学生の余韻を引きずり、少し冷めたというか無気力な生活を
行っていた気がします。
高校生らしい青春ということにも無縁。
かといって勉強もあまりしなかったので大学に進学をするのには
1年間の浪人生活を経ての進学となったのでした。