毒親という言葉がありますが、

毒親に育てられるとどういうふうに育つのかといえば、たとえばですが、

1.自分を大切にできない
2.人や物、行為に依存しやすい
3.つい人の顔色を伺ってしまう
4.楽しんでいる自分に罪悪感を覚える
5.指示待ち族で、自発的に行動できない
6.周囲の期待に応えようとして、無理をしがち
7.言いたいことややりたいことがあっても我慢してしまう

(参照:https://x.gd/Tf8fX)

 

 自分がこんな風な人間になったのも毒親のせいだと思うのも不幸ですが、

自分の子どもに毒親だと思われているのも不幸です。

 

 

 一方、自分の親は毒親ではないと確信している人だって、

親が巧妙に子どもを操っているから、毒親だと子どもが気が付かないだけ、

ということもあるかもしれません。

 

 今回、どうして毒親がテーマなのか?

あまり気分がいいテーマではないですけれど、

それを承知で書いたのは、

親と自分とのかかわり方が、

いろんな場面で様々なことを解決するヒントを与えてくれるからです。

 

 平たくいってしまえば、親は意識しているかいないかに関わらず、

子どもに対して毒を持っていると考えられるような接し方をすることがあります。

 

 体調が悪くて飲む「薬」だって、

毒だともいえる、それと同じようなものです。

役に立つけど、使い方を間違えると大変なことにもなる。

 

 何を言いたいのかというと、

子どもがいくら、親に冷たくされたとか、コントロールされたとか、

無視されたとか、見捨てられたとか、だから自分の親は毒親だと思っていても、

すべてが「愛」なのかもしれないということです。

 

 「かわいい子には旅をさせよ」ということわざがあります。

もし親の態度が酷いと思ったら、

 

「子供がかわいいなら、甘やかさないで、

世の中のつらさを経験させたほうがよい」

というその諺があります。

 

 その意味を逆手に取って、

 

「うちの親は(私が可愛いとはいえ)、

どういう気持ちから、

(毒親だと私が感じる行動を取ってまで)

私にこの辛さを体験させているのだろう?」

 

と考えてみましょう。

 

 親を毒親だ、自分は被害者だと心で非難しているよりも、

だんぜんお得だということです。

 

 そういう自分に対する質問で、

意外と建設的なアイデアが生まれてくるものなのです。

 

 またあなたが今、誰かの親である場合、

あなたの子どもがあなたをどう思っているのかは、

聞いてみなければ分からないですが、

あなたの親御さんとの関係を思い出してみましょう。

 

 あなたが思い出す親御さんの態度や行動が、

もしかすると当時は好ましくないと考えていたのに、

今は自分も無意識でしてしまっていることがあるかもしれません。

 

 そういうところも、

あなたのお子さんとの、

今後の良好な関係のためのヒントになることがあります。

 

 

   (「素敵に変化」メルマガより抜粋)

 

 

 

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