こんばんは
明日から雨模様の様ですね
今日は辛うじて曇りの一日でした
すご〜く久しぶりに映画を観てきました。
「82年生まれ、キム・ジヨン」
コロナになって初めてかも…。
新宿ピカデリーに行ってきました。
韓国映画なのに日本映画の様な終わり方でした。
韓流の特徴的な誇張のあるシチュエーションや内容ではなく普通の韓国の暮らしの中の女性の生き辛さや葛藤を描いています。
子どもを出産したことある女性なら必ず一度は赤ん坊を抱えてどうにもならない状態に逃げ出したいとか育児ノイローゼ的な感覚を経験していると思います。
一緒に見た友だちもそうだったろうし、サリーさんもありました。
それまでバブルで年に2回は海外旅行に行って、お洒落も洋服も買い放題、自分のためにお金も時間も自由に使っていたのに…
マンションの一室で赤ん坊と一人で向き合って毎日格闘していた日々は母親なら誰しもあったと思います
自分は社会から切り離された世界で一人ぼっちで過ごした様な気分でした
友人はその時間をアメリカで過ごしたのだから私よりもっと辛かったのではないだろうか?と思いました。
子育ての数年間はみんな経験する牢獄の様な時間なのです
しかし、子どもが大きくなるに連れて自分の時間も増えるし仲間も増えてその辛い時間も忘れてしまいました
まあ、子どもを持つことによる幸せな時間もそれなりにありますからね。
子どもの成長や毎日見せてくれる可愛いらしい仕草や表情など…
仕事についても試行錯誤してました。
息子が幼稚園の時にABCでパンの講師を始めたり…。
小学生になって本格的にと思ってた矢先に海外駐在になりストップ…挫折。
戻ってきたら浦島太郎。
息子の受験だ母の介護だジムだと言ってるうちに…
専業主婦の生活にどっぷりハマって今に至ります。
ま、いいか
この映画、別に改めてどーのこーのって普通にみんなやってたことなんだけど。
今の子たちだって仕事は続けても結婚して出産したら誰もが通る感覚だと思います。
そんな感動はなく、辛かった育児を思い出しただけの映画でした。