NHK朝ドラ「虎に翼」を毎日楽しんで見ています。
主人公の虎ちゃんは、やっと女性初の弁護士になれたと思ったら、
子供ができたので、法律事務所を泣く泣く退職しました。
現代の感覚で言えば『半年ぐらい休職して、弁護士に復帰すればいいだけでは？』って思っちゃいます。

でも、私が若かった時も、ちょっと違ってたなあ。
そもそも、会社で、育児休暇って制度がなかったのだ！
やっと育児休暇ができて、職場で初めて使った人は「やっぱり子育てと仕事の両立は難しいので辞めます」って言って、辞めていきました。
その後、５－６年して、育児休暇を使う人が増えてきたけど、なんか評判が悪かった記憶があります。
始めの頃、あまり仕事を頑張らないタイプの人が率先的に育児関係の制度を使ったので、制度を悪用している的な見方をされてました（スミマセン）。

それから数十年後、やっと普通の人が普通に使っていい制度になったけどね。
だから、戦前だったら、もっともーっと風当り強くて、仕事をするなら生涯独身か子供なしが当然だという時代だったのかも。

１０年ではそれほど変わらないけど、２０年、３０年経つと世の中ってちゃんと前進するのですね。

「虎に翼」でちょっと感じた事