僕は校庭の隅っこの暗がりで
びっしりと壁に張り付いた天道虫の幼虫を眺めている
気持ち悪いな
この動きの少ないケバケバシイ塊達を
僕は右手につかんだ小石でひとつひとつ丁寧に
ブチリッ、ブチリッ……!!
全部潰し終えた暁には、僕はその小石を君にプレゼントしてあげるんだ
うん? それにしてもなんでコイツら「太陽の虫」なんだろう?
そしてなんでこんな場所で太陽から隠れるように群れてるんだろう?
あぁ、気持ち悪い気持ち悪いっ!!
明るく元気なはずの子供だった僕は、所詮太陽になんてなれないただの虫けらだったのです
そんな僕から精一杯のプレゼントを是非キミに。