エターナルサンシャイン"Eternal Sunshine of the Spotless Mind" 観てきました!
「マスク」のジム・キャリー&「タイタニック」ケイト・ウィンスレッドが送る不思議なラブストーリー。
脚本は「マルコビッチの穴」のチャーリー・カウフマン。アカデミー賞脚本賞を受賞。
バレンタインデーの前日、ジュエル(ジム)は喧嘩別れした恋人のクレメンタイン(ケイト)が
自分との過去を全て消去してしまったことを知りショックを受ける。
動揺し、悲しみに耐えきれなくなったジュエルは自分も彼女との思い出をすべて消去するために、
記憶除去を専門とするラクーナ社の門をたたく・・・
そして彼は記憶を消していく過程の中で、彼女との思い出をさかのぼっていく・・・
普通のラブストーリーは出会ってから恋人になるまでの話がメインですが、
このエターナルサンシャインは喧嘩別れしてしまった恋人達が
出会いまでのきらきらした思い出を遡っていくという逆の発想!
その映像もすごいのです。
どんどんジュエルの記憶の中に入っていき、
そして思い出が交差している迷路の中に
迷い込むようなそんな雰囲気なのです。
ストーリーもさることながら、
ジム・キャリーは今までと全く違った静かで少し退屈な青年を演じており、
対するケイトはNYのパンク娘を演じています。
それを観るのもとてもおもしろいと思います。
ケイトはイギリス人なのですが、必死でNYのアクセントを勉強したそうです。
ブリジットジョーンズのレニーと全く逆のパターンですね!
ケイトはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたものの、
惜しくもアビエイターのケイト・ブランシェッドに敗れましたね。
でもこの映画で彼女のイメージが180度変わるのではないでしょうか?
今までに観たことのない不思議でリアルなラブストーリー♪