昨日は、昨年末になくなった叔父(母方の兄)の納骨式が


小田原のお寺で執り行われました。




私たち親戚は、とても仲良くて、


しょっちゅうは会わないけど、冠婚葬祭で


集まって、お酒の席になると、超盛り上がり、楽しい会話が飛び交います。


で、その中心には必ず母の弟にあたる叔父






「芸術家・田中信太郎(たなかしんたろう)」






がいます。






芸術家・・つまり変わってる人。






昨日も、日立から小田原まで電車に乗って


娘と孫たちを連れてやってきました。photo:06

本人の娘(私のいとこ)えりの娘のさくら(写真右)
と、マリの娘、イギリスとのハーフのBONNIEこころ。
このふたり、可愛すぎる!



で、叔父の田中信太郎(ノブちゃん…しんたろうなのに、親戚はこう呼びます。)は、日本はもとより世界で活躍する近代芸術家(らしい)で、


六本木の国立国際美術館展覧会に作品を出展したり(らしい)、


日本各地の土地土地にモニュメントの制作依頼があったり(らしい)


最近では斉藤祐ちゃんで有名な日本ハムの本拠地・札幌ドームの


入り口にある巨大な赤いハートのアーチも制作した(らしい)


モダンアート界ではちょっと偉大な大先生(らしい)です。




その道に詳しい人でないと、わからない(らしい)






で、昨日。




小田原のお寺さんで無事お墓参りが終わった後の帰り際。


「あ、ここのね、無縁仏のお墓、住職に依頼されてさ、


僕、作ったのよ。」




って。




どれどれと、みんなでお寺の端の方に見に行くと



photo:02


photo:03


そこにはこんな立派な無縁仏の墓地が!




すごい~立派!


小田原のちぃーさなお寺さんの敷地の端っこに、こーんな立派なmemorial statureが!!
無縁仏も居心地良くて浮かばれちゃうこと、間違いなし!

photo:04


その前で、はい、作者立たせて「ハイ、チーズ」


photo:05




「この前に立って無縁仏に手を合わせるとね、ほら、


自分の声が両側に響いてサラウンドになるのよ。わかる?」


って、いうから、立って声を出してみたら


本当にサラウンドになっててびっくり!




ねえ、信(ノブ)ちゃん、


これってさ、最初に作るときにこうやってサラウンドになるように


全部計算しつくして、それで制作しはじめるの?




って聞いたら




「まぁね。実際は作る前に"こういうふうに作ったら、たぶんこうなるだろう”って


おもって作るわけよ。で、これは作ってみたらやっぱりそうなったからそれで


いいんだよ。」と。




「っていうことは、結果的にそうなったってことで、言ってみれば


計算ってよりは偶然ってこと?」




「ま、まぁ、そういうことかな。でもこのことはだれにも言っちゃだめだぞ!」




おいこらぁー




でも、ま、芸術なんて、そんな偶然から生まれるものなのかもね~。





にほんブログ村 家族ブログへ


にほんブログ村