さりぃは偏ったミーハーです。

 

地域おこし協力隊」挫折のニュースが1月下旬、Twitterでトレンド入りしていました。

 

さりぃが限界集落とか、地域おこしに関心を持ったのは10年ぐらい前に↓を読んだから。

 

著者の伊藤さんは建築畑出身で頭を手も動く人、Phaさんは頭が動くけど社会適応願望低めという3年寝たろうタイプの人。


会ったことはないんで、知らんけど。

 

村おこしに必要なものは

1,ばかもの

2,よそもの

3,わかもの

と当時、いわれてました。

1,2は迎える側目線やえー

 

 

↑ばか者については、スティーブジョブスが名門スタンフォード大学の卒業式で述べたfoolishと取ったほうがいいかも。

 

島根県海士町

 

本を読んで間を置かずにさりぃは当時すでに聖地だった島根県隠岐の島海士町の人と実際に話をして、訪問しました。

 

スナックで当時の山内町長と遭遇下調べをして、顔を知っていたのでファンですといったら一杯ごちそうにてへぺろ

 

https://chikyumura.org/2019/02/sptaidan201902.html

 

 

フェリー⛴が欠航すると身動きが取れないし、コンビニもありませんが、優秀な若者が増えていました。

 

さりぃが訪ねた時にはすでに地方創成成功例として視察も来ていました。

 

訪問した印象はUターン組が多い。スナックのママもバスの運転手さんもUターン組で大阪的ノリの良さがありました爆笑

 

こういう募集もあります。

 

移住者の若者の受け皿、観光協会には立命館大学OBのアフリカからの留学生も。彼は日本語、英語ばっちりでたぶんフランス語もできるんちゃうかな。

 

後鳥羽上皇が鎌倉時代に承久の乱に失敗して流された地ということもあっていわゆる田舎とは違うことに島の人の誇りを感じました。

 

 

 

上皇は海士町で生涯を閉じました。

 

海士町の特徴としてさりぃが感じたこと

・Uターン人口が多い=地元民にも魅力がある地域

高校から下宿して、大阪方面で就職して、でも戻ってくる人が一定数いる

 

・よそ者=経済的機会と捉える

漁場はいいけど、冷凍技術が発達するまでは鮮度が落ちる離島は出荷に不利。漁師は釣り人用チャーター船で儲ける術を身に着け、海辺には立派な家が並んでいました。税収に繋がらないのが役場の隠れた悩み。島を出たことがたぶんないコテコテの地元民がこうやと、補助金をもらうと起きやすい事なかれ主義や排他主義と縁が薄い地域になるんやろうね。

 

・先行投資の必要性を理解している

水産物を高値安定で出荷しやすいように冷凍設備に山内町長の時代に投資しました。

 

宿のトイレなども細かい投資を怠らない。

 

徳島県神山町

さりぃはこちらもチェックしていましたが観光地ではないこともあって未訪問。代わりにインバウンドに人気の祖谷とか自殺率の低いことが名物の海陽町に行きました。

 

神山町では新設の高専がスタートします。

 

神山町ではIT企業のサテライトオフィス誘致成功が持続。

 

ジャストシステムがずっと徳島に留まったというのも大きいと思う。

 

 

さりぃは最初の就職が電機メーカーやってんけど、そこで高専卒・工業高校卒の人の実力がすごくてびっくりびっくり職場が変わってもその印象は変わらんかった。

 

モンゴルにも高専システムが輸出されたらしい。

 

米国のティール財団は20代の起業家に10万ドルの破格の助成金を出すけど、条件は大学を辞めてスタートアップに専念すること。

 

Figmaの創業者もティール財団の卒業生らしい。

 

 

高専は二十歳で卒業。ティール財団奨学生に負けへん人達が集まるといいねおねがい

 

映画にもなった高専のロボコンは奈良高専が優勝👏おめでとう㊗️

 

 

(終わり)