「お空をめざしたうさぎちゃん」
ねぇねぇ おかあさん
あの高いお空の上には
何があるの?
うさぎちゃん
あのお空の上にはね
世界で一番あたたかい太陽と
ダイヤモンドみたいに輝くお星さまと
無口だけれど
とってもやさしいお月さまがあるのよ
おかあさん、あたし見てみたい!
だから お空の上にいってくるね
そう言って
うさぎちゃんは
高い高いお空をめざし
ひとり旅立ちました。
~中略~
そして帰ってきたうさぎちゃんに
お母さんが、こうたずねました。
ねぇねぇ うさぎちゃん
あの高いお空の上には
なにがあったの?
おかあさん
それは 分からない
太陽にはとどかなかったし
お星さまもつかめなかったし
曇り空でお月さまも見えなかったの
でもね
黒うさぎさんが
あたしが高く飛べるようにと
大きな気球を作ってくれたのよ
おかげでとっても遠くまで行けたの
白うさぎさんが
迷わないようにって
双眼鏡と地図をかしてくれたの
おかげで大きな石にもぶつからずにすんだのよ
時々さみしくなったらね
茶うさぎさんが笑顔で
おなか空いてないかい?って
にんじんをくれたのよ
あたし、
みんなのことがだぁいすき![]()
だけど結局なにひとつ
みつけられなかったの・・・
うさぎちゃん、
それはほんとうによかったね![]()
え??
だって うさぎちゃんは
太陽よりも あたたかくて
お星さまよりも かがやいて
お月さまよりも やさしいものに
出会えたじゃない![]()
うさぎちゃんは
ちょっとはずかしそうに
うつむきながらほほえみました![]()
![]()
(おしまい)
以上、サリー妄想劇場でした![]()
お付き合い頂きありがとうございました![]()




