線維筋痛症?人生山あり谷あり -5ページ目

原因不明な痛みとの闘い⑤

早退してリハビリへ向かい、また電気から治療が始まった。

前回と同様、左手首と腰に通電。
2回目だった事もありレベルを強くしてもらい、左手が勝手にビクビクと動いていた。

通電が終わると
「今日から腰の牽引が加わります」と椅子型の機械に案内され説明を聞いた。

前回、マッサージの待ち時間に腰の牽引の機械を利用している患者さんを観察して、何だコレ!と思っていたが、いざやってみると腰が伸ばされ気持ちが良い。
引っ張りにより脇の下のリンパ節も流されている感じがあり、腰以外にも効果がありそうだ。

癒しの音楽も聞こえ、リラックスしながら時間が過ぎた。

腰の牽引が終わると最後はマッサージだ。また順番待ちをし、しばらくすると名前が呼ばれた。

前回と同じ太めの男性マッサージ師だ。
担当制では無いのでたまたま順番で当たったようだ。

「調子はどうですか?」
と聞かれたが、前から2日しか経っていないし

「痛いです」と答えると

「痛いですか。今日も前回と同じ場所で良いですか?」
となったが

「いや、今日は左手がかなり痛いので左手と腰をお願いします」
と伝えた。

腰からマッサージが始まり、当たり障りの無い会話を始めて来たが、

「今日は痛みも辛く、早退してここへ来ました」と伝えた。会話もあまりしたく無いくらい体調が悪い。

「早退・・?重症ですね」
と言われたが

とにかく話したくないので
「・・・はい」
と力無い声で返事をした。

その後は状況を察知してか会話は無くマッサージが続いたが、終わる頃に
「早く痛みが無くなると良いですね」と声をかけて下さった。

整形外科を出て家に帰り、店長へ早退の謝罪と感謝を伝えた。すると明日も休んで良いよと返答が来た。その後は連休だししっかり休んで、との気遣いに体調がとにかく悪い私は甘える事にした。

症状が整形外科の範囲じゃないかもしれないので明日は総合病院へ行きますと伝え、その日は痛みを感じながらも総合病院へ備え、ネットで症状をいろいろ調べた。




原因不明な痛みとの闘い④

痛みによりブログをしばらく書けなかった。

前回の続きです。

マッサージへ行った次の日から3日間仕事。その後は久々に連休だった為、日頃の気晴らしに友達がいる京都か東京へ遊びに行こうか、、、と考えていた。

しかし3連勤の初日、身体が何か色々と痛い。

昨日のマッサージの揉み返し?

いや、違う。

揉み返しの痛みじゃない。

手の指、手首、足首、膝、股関節の関節痛や、
ふくらはぎ、太もも、にのうで、お尻などの筋肉が痛む。

また、かかとや足首から膝にかけての骨辺りも変な痛みがある。

痛い場所が次々に変わり、同時に3箇所以上痛む時も多い。

職場の店長には前に右足が痺れて一時歩けなくなった時から報告はしていた。体調を心配してくれ、施術は控えお客様への接客応対や雑用メインの仕事にしてくれた。

しかしその日のお客様の接客応対中、資料説明の際に手の痛みと痺れで指し示したい場所に手が動かない。
また、資料である数枚の写真を説明する際、手が意思と反して動き、お客様の方へ何枚か写真を飛ばしてしまった。

優しいお客様だった為、クレームになる事は無く良かったが、

何か身体がおかしい。

何とかその日の仕事を終え、家に帰る途中の電車でも家に帰ってからも、ずっと変な痛みが次々とある。

お風呂へ入ってからもしばらく激痛でソファーへ横たわり、なかなかベットへ行けない。

次の日、また仕事へ行くが痛みが日に日に範囲が広がり強くなっている。
職場へ辿り着くのもギリギリの時間。

職場の皆は私の体調が悪いのは知っている為、大丈夫ですか?と声をかけてくれた。申し訳ないがあまり動けない。痛みに顔が歪む。
お客様への接客応対も難しいかもしれないので他のスタッフへ任せ、デスクワークと電話応対、雑用をさせてもらう事にした。

次の連休に京都や東京へ遊びに行くのは断念して病院へ行こう。整形外科の範囲じゃないかもしれないので総合病院へ、、、。

そう思いデスクワークをしていたが、午後になるとパソコンのキーボード打ちが痛い。指がそれぞれ痺れる。とくに左手の指。
打ちながら痺れ、痛い所をさする。
その繰り返しでなかなか仕事が進まない。

お客様からの電話が鳴り、電話の配置から左手で受話器を取るが、痛くて力が入らない。まだその時マシな右手に持ち替えて何とか電話応対を終える。

何だこれ。

とにかく身体がおかしい。初めての身体の状態に戸惑いながらも、仕事中なので仕事が出来ていない事に申し訳ない気持ちになった。

他店舗にいる店長へ電話をかけると、事前に他のスタッフが私の体調不良を伝えていたみたいで話しが早かった。

仕事にならないので自ら早退を申し出て、とりあえずもう夕方なので総合病院はやっていない為、整形外科のリハビリに行く事にした。




原因不明な痛みとの闘い③

次の日、初めてのリハビリ。

体の不調は嫌だけど、リハビリって何をするんだろうと好奇心が有る中で受付をして待合室で待った。

リハビリ室のお姉さんに呼ばれると初めてなので利用方法の説明があった。
靴を脱ぎ、カゴに荷物を入れカゴを持ったまま移動する仕組み。

まずは電気からと通され、治療部位が多いので一度に2部位までと説明を受けた。
「どこにします?」と聞かれたので、その日に一番痛かった右手の小指と次に痛い左手首を希望した。

しかし電気を流す機械の大きさの関係上、小指には機械が取り付けられないという事で、左手首と腰にしますと、吸盤のような物をそれぞれ2個ずつ取り付けられた。

手首は裏表に挟むように2つの吸盤のような物を取り付けられたので

「左手は手首から肘にかけて痛いのですが・・」

と痛い部分を主張してみたが

「診断は手首だけになっているのでここにしか付けられないんです。」とお姉さん。

「そうなんですね、分かりました。」
少し不服だったが仕方無いと思い、通電が始まった。

電気がいろんなリズムで左手首と腰に流れる。

腰に対してはレントゲンで歪みがあるという事だが、痛いとか違和感があるとか何か自覚があるわけでは無い。
ただ、元々整形外科を受診したきっかけは右足の痛みや痺れだったので、それの原因が腰からきている可能性が高いとの説明は納得ができた。

通電は10分。
終わると「この後マッサージです」とマッサージの順番待ちのイスに通された。

その日は3人のマッサージ師がいて、それぞれベッドで他の患者がマッサージをされている様子を見ながら順番を待った。

皆常連なのか親しげに話している。何故か少し緊張してきた。

やっと順番がまわって来て名前が呼ばれた。
太めの男性マッサージ師だ。
「初めてですね?」とマッサージについての説明があった。電気と同様、治療部位が多いので一度に出来るのは2部位と聞き、先ほど電気を流していない右手の小指と、歪みが確認できている腰を選択した。

まずうつ伏せで腰からマッサージがスタート。

「結構張ってますね〜。普段腰痛辛いですか?」

「いや、腰痛の自覚は全く無いんですが、腰の歪みで足の痺れが出ているかもと先生に診断してもらったんです」

「そうですか。足が痺れると辛いですねー」

初対面なので会話もたどたどしい。

仰向けになり、次は右手の小指。
小指だけじゃなく肘から下をまんべんなくマッサージしてくれたので良かった。結構ツボは痛くて
「パンパンに筋が張ってますねー」と言われたのが納得。だから小指が痛いのかな?と思った。

マッサージが終わり、家で出来るストレッチの方法も伝授してもらいその日のリハビリは終了。

その後ショッピングモールへ出かけ一人ランチをしていると偏頭痛が、、、。
首〜後頭部が一気に重くなり、コリを感じる。

首コリの自覚は学生の頃からあるので、社会人になってから辛い時はマッサージ店へ行っている。足ツボから始まり、全身の指圧や服を脱いでのアロマオイルマッサージ、ヘッドスパ等かなり色んな店に行った。

施術者により当たり外れがあり、今まで2回マッサージ途中に気持ち悪くなった事がある。
また、足ツボの後に青アザが出来たり、小顔マッサージで顔に青アザが出来たり、ヘッドスパで爪を立てられ頭皮に傷が出来しばらくシャンプーが滲みたり・・・といろいろ経験をし、自分の中でこのマッサージならあそこの店!とかこの人!とかいくつか常連の店を決めていた。

だからこの偏頭痛や首〜後頭部の重さやコリには対処はマッサージ!と思ったが、常連の店はそこから遠い。
仕方なく、今いるショッピングモール内で探す事にした。

指圧系がいくつかあったがそれぞれ店の前を通り雰囲気を確かめ、直感で1店舗に決めた。
タイミング良くすぐ案内可という事でお勧めにより新規60分コース3980円をお願いした。安い!

偏頭痛と首〜後頭部が辛い事を伝え、施術がスタート。綺麗な若いお姉さんだったが、開始まもなくとても上手!と思った。絶妙なツボ押しでいつの間にか眠ってしまった。

仰向けになり首や頭もしっかり解してもらい、いつしか偏頭痛は消え、終わったらとてもスッキリして重さも無くなった。

また一つ常連になりたいお店が見つかった。

この時はまだ体の痛みに疲れかな?くらいしか思ってなかった。