満席お直り券 | 売上増を実現する宴会セールステクニック

売上増を実現する宴会セールステクニック

小手先ではなく心構えからしっかり考える、目から鱗のホテルセールス実践論。当たり前だけど大切なことを、ご一緒に確認していきましょう!

みな様、下記すぐ捨てますか?


・居酒屋がくれる中ジョッキ1杯サービス券。

・ご利用いただいた時に押す印鑑10個たまると素敵な商品プレゼント。

・ウイスキーのボトル30%割引券等々。


たいしたことのない割引券、チケット等何となく捨てられないですよね。

いつか使えるかも知れないと考えませんか?

私自身そう考えるタイプですのでよーく判ります。


そこで提案です。


 (1) 貴方が某ホテルのレストランあるいは居酒屋に予約の電話をしました。

でも残念ながら満席です。


その時例えば次回3名様以上のご利用であれば焼酎ボトル1本プレゼントなどのサービス券を頂いたとします。

あなたはその券は捨てずに何とか利用しようと考えませんか?


 (2) 宿泊を申し込んだとします。でも残念ながら満室です。


 次回にお使い下さい、と50%ディスカウントのサービス券を頂きました。


 ・週末は使えません。

 ・満室の際はお断わりする場合もございます。

 ・必ず申込み時にサービス券を利用する旨お知らせください。

 ・チェックアウト時の提出は適用されません等々。


様々な規制があっても何とか平日に利用しようと思い捨てられませんよね?


 (3) 会議の後宴会したいとの申し込みにも会場取れない状況です。


 次回会議室ご利用の際、会議室使用料を90%サービスしますとのご提案を頂きました。

何とか利用したいと考えませんか?

もうお分かりですね。


レストラン、宿泊、宴会場等満席で取れない時、無視できない「満席お直り券」を差し上げてはいかがですか、とのご提案です。

 

 申し上げるまでもなく上記はほんの一例です。

お断わりせざるを得ない時、お客様が無視できない「満席お直り券」を考えて見ませんか?

勿論基本はホテルの都合の良い時にお使いいただけることがポイントです。


一定期間効果の測定をして、ダメなら止めればいいだけのこと。

折角ご利用しようとしたお客様を、たまたま満席だからと言って、ただ冷たくお断わりするのはいかがなものでしょうか?


何もしないより何かやってみませんか?


本日はこれにて失礼いたします。