禁じ手? | 売上増を実現する宴会セールステクニック

売上増を実現する宴会セールステクニック

小手先ではなく心構えからしっかり考える、目から鱗のホテルセールス実践論。当たり前だけど大切なことを、ご一緒に確認していきましょう!

今回のテーマは 札幌市内のホテルで実際に行われていた販促活動(?)についてです

ご承知のように 札幌市内のホテル間の競争は熾烈です


今はどうか定かではありませんが 十数年以前に 札幌のホテル業界は日本一の激戦区 との記事を読んだ記憶があります


その当時は まだまだ結婚祝賀会が華やかな頃でしたが 婚礼獲得に苦しんだあるホテルで 奇策をたてました

それは法要受注に対する販促活動です


新聞の訃報記事から 確実に一周忌が予想される通夜の席に ホテルからの香典をお届けするのです

勿論亡くなられた方は そのホテルにはほとんど実績がありません


ですが香典をお付き合いすることによって 一周忌セールスのアプローチがやりやすくなります

一周忌セールスにきたセールスマンに対し 応対した総務担当者又は施主様は 当然香典のチェック表をお持ちなので 必ず会っていただけます


なかには そのホテルと全くお付き合いはない筈と疑問を感じても


「時々レストラン(バー)でご利用がございました」

「宿泊でお世話になりました」

「お客様をご紹介いただきました」 等々


要は口実はなんでもいい訳です


一周忌セールスのとっかかりになれば 香典の目的は達成されたことになります


その結果 どの位の受注に結び付いたのかは存じ上げませんが 立地上宴席確保が簡単ではないなかその努力は認めざるを得ません


道徳的にしっくりこない方もおられると推察いたしますが 努力は見習うべきかも知れません


今回のテーマも賛否両論だと思いますが 他ホテルの奇策はともかく みな様におかれましてはいかなる努力を実施中ですか?


あれもダメ これもダメ と何かする前から否定的になっていませんか?


考えられる増収対策は いつも申し上げているように 数字目標(売り上げ予測、受注予測件数、活動期限等)を掲げ取り組んで下さいね


その時には 本来しなければならないセールス活動の優先順位との兼ね合いにも充分気を配って下さい


さて 本日のテーマ 「香典セールス」について いかがお考えですか?


もうとっくに実施中ですか?


それとも他ホテルに知ってほしくない作戦を実施中ですか?


札幌(北海道)では 6月が一番さわやかで日も長く 暑くもなく過ごしやすい季節になりました

仕事帰りの 冷え冷えビールでのお疲れさん会には最高ですね


適度に英気を養いながら仕事に、アフターファイブに励んで下さい


営業職各位の健闘をお祈りしております


本日は これにて失礼いたします