残念なレストラン | 売上増を実現する宴会セールステクニック

売上増を実現する宴会セールステクニック

小手先ではなく心構えからしっかり考える、目から鱗のホテルセールス実践論。当たり前だけど大切なことを、ご一緒に確認していきましょう!

先日 某シテイホテルの中華レストランにお邪魔しました

受付の黒服(多分マネジャー)氏に


「ただ今満席ですと 受付に案内表示がありますが 待ち時間はどの位ですか?」


とお伺いしたところ


「お席はご用意できますが 調理スタッフの関係で御料理ができるまで相当待たされる場合もございます」


との返答です


そのホテルの考えですので どうのこうの言う訳ではないのですが 一般的には取り敢えずお席にご案内したあと 調理スタッフには触れずに


「本日はご予約のお客様が多く 御料理のご提供に若干お時間が掛かる場合もございます」


程度のご案内がよろしいのではないでしょうか?


入口の


「ただ今満席でございます」


のご案内で 何名様かご利用を断念されたお客様がおられたかも知れません


それはさておき 着席してから テーブル担当の女性スタッフに


「一万円の食事券は使えますよね」


と確認を求めたところ


「お支払の時 キャッシャーで確認してください」


と予想外の答えです


少なくとも顧客用にお配りしているお食事招待券です

サービススタッフに対し それなりの説明がなされてなかったようです


さて食事が終わり会計時に 一万円の招待券を渡し 足りない分はカードで支払いますと申し上げました


やがてカードのサインを求められた時に 17、000円で記載がありました


「一万円の招待券があるので カードでの支払い分は7、000円の間違いでは」


と申し上げたところ 間違えて申し訳ございませんでした 等のお詫びの言葉もなく 殆ど無言でカード明細の再発行になりました


1、入口の満席のご案内表示の件

2、レストランスタッフに対する招待券の意味の説明不足

3、黒服氏の対応の不手際と お詫びをしない接客方法、笑顔の無さ


同じホテル業界にいる一人として 残念な気持ちになりました

せっかく美味しい料理を作った調理スタッフがかわいそうです


最終的には セールスマンがどんなに頑張ろうと 調理スタッフがどんなに美味しい料理を作ろうと

最後にお客様と接する現場スタッフ(レストラン、フロント、宴会サービス等)が お客様に気持ち良くお帰りいただけるように接客をしない限り リピーターになっていただくのは難しいと考えます


みな様のホテルにおかれましては お客様と接するスタッフのサービス対応に心配ありませんか?

又このサービススタッフにサーブして欲しい との気持ちを抱かせてお帰りいただいてますか?

老婆心ながら心配しております


でもセールスマンは いつも接客でお客様が立腹された時を想定しておいてくださいね

そのほうがストレスにならないですよ

(また 憎まれ口を申し上げました)


新年度まであと僅かです

新しい気持ちでスタートしましょう


本日は これにて失礼いたします