先日、WEBセミナー「売れるトークの真髄」をやりました。

 楽しかったな〜。
 元々はセミナー受講生向けにやるつもりだったけど、未受講の人からの感想もいくつかいただいて……「楽な営業」「売れるから楽しい」という「こっち側の世界」を感じていただけたようで、とっても嬉しいです。

 アーカイブはまだ見ることができますので、よろしければご覧ください。
 後日、教材として再販する予定ですが、早い内に見た方が、あなたの売り上げ的にも価格的にもお得です。

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☆6/20 WEBセミナー「売れるトークの真髄」
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 さて。

 昨夜、ライフワークであるマーケティング・レターと「三洞だより」を書き終えて、今日はとってもフリーな気分です……とは言っても、常にフリーなんだけどね(笑)。
 今朝は久々に、かつての「正しい日課」である「朝イチはお勉強」を行いました。

 マメにお勉強(=読書)をしている人は、何度も感じたことがあると思います。
 「シンクロ」ということを。「引き寄せ」と言ってもほぼ同じ意味です。
 今朝もそれを感じることができました。

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【活力を与える言葉を使おう】

 ……世の中にもっと増えてほしいと思う種類の組織に自分たちがなるために、どんな行動を取ればよいのだろう? 自分が成長し、成功するなかで、そのリソースの一部をどのようにシェアすれば、ほかの人々の成長と成功を助けられるだろう?
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 ちょうど1年前に刊行された本だけど……最新の本には、常に「こっち側の世界」が書かれているんだよね。例えばこんな風に。

 「……ビジネス指導者のなかには、具体的な目標を決めることを主張し、そうでなければ効果的なビジネス経営はできないとまで言う人が大勢いる。
 私も目標を決めることはあるが、それは目指すのが楽しいときだけだ。それ以外のときは、自分が今持っているもので十分であり、必要になれば創造的な方法でもっと生み出せるという信念の下、自分のもとに来たがっているものに完全に身を委ねるようにしている」。

 まさに「引き寄せ」のことが書かれているけれども、ここでは、「目標設定」は不要とまでは言わないけれども、「必須のものではない」と言っている。
 昨今の本(=最新の研究)ではこうしたことが常に語られていて、私の視線で言うと、まさに「こっち側だよな〜!」と嬉しくなれるのです。

 ちなみに、ビジネスにおける「主流」の思考を年代別に示すと、こうなります。

 1980年代「モチベーション」
 1990年代「スキル」
 2000年代「マーケティング」
 2010年代「なりたい姿」
 2020年代「ありたい姿」

 雑駁ではあるけれども、正しいし、とっても分かりやすいよね。
 例えば前述の「目標設定」は、「7つの習慣」に代表される「進むべき方向」「なりたい姿」の「手段」の1つ。
 でも今は、「なりたい姿の前に、ありたい姿」なのよ。
 15年前からセミナーでそれを言い、レジュメにもその言葉通りに書いている私は、マジで正しい伝導者だよね!(笑)。

 でも、あっち側の「活動量型」の世界は、今だに1980年代だもんね〜。
 1990年代の「スキル」さえなく、「断られる方法を根性で繰り返せ!」なのだからな〜……。

 とにかく、そんな世界にいちゃダメよ。
 早く「こっち側」に来てね。


 話を戻して。

 「売れるトークの真髄」もいずれ教材として販売するつもりだけれども、その前に、「お蔵入り」状態の、とっても役に立つ教材がいくつかあって、それを多くの人が利用できるようにしなきゃな……と少し前から思っていたのです。

 で、社員のともみちゃんに「何からやろうか?」と聞いたら、彼女が「三人娘」と言ったんだよね〜。
 「三人娘」とは、今年のはじめに「新春福袋企画」と銘打って開催した、千絵、史子、深雪サマによるトークセッションとワークショップ。
 「よしよし。それで行こう!」となって、昨夜、教材化のために録画を見直したのです。

 いや〜、さすが三人娘。
 実に良かったな〜。

 何が良かったって……全部イイのだけれども、宝石のような「活力を与える言葉」がた〜くさん出て来るんだよな〜。
 「子どもとの時間は一瞬!」とか「その時、私を大切にしようと思った」とか……書き始めたらキリがないほどに。

 それを見た翌朝、本を開いたら、最初の引用の「活力を与える言葉を使おう」が出て来たから「あ、シンクロ、来たな〜」と思ったのです。
 しかも千絵が、引用文そのままの言葉を発していたのよ。
 「今ワタシ、『みんなで成功しようよ!』と思っていて、そればっかり考えてるんですよね〜」って。

 で、この素晴らしい教材を近々発売する予定です。
 まずはタイトルを考えていました。
 「新春福袋企画」だとおかしいので。

 考えていてしっくり来たのが、このメルマガのタイトルの「あなたもなれる!」。
 イメージ的で1990年代のコピーのようだけれども、メインタイトルにするかどうかはともかく、三人娘が伝えているのは「あなたもこうなれる!」だし、主旨としては「既になっている」という「ありたい姿」なのよ。


 私の言葉に置き換えるね。

 「なろう!」という「目標設定」は、2010年代の思考であって、今は「あなたは今、どうありたいの?」の世界に進化しているのです。
 これって、トレンドとかじゃないよ。「研究結果」「成功事例」だと思えばイイ。

 どうありたいのか……「1年後には1000万の売り上げ達成」という「なりたい姿の断片」を目標として設定し、それが達成できたとしても、「日々、つらかった……」「子どもと一緒にいる時間がなかった」「心と体を病んだ」なんてのは……何の意味もありません。
 むしろ、貴重な人生の時間の無駄遣いです。

 そうした苦労譚を賢しげに語って、「だからお前もやれ」「苦しみなしに成功はあり得ない」というまやかしが通用したのは1980年代までなのよ。
 私がセミナーで言っているのは、「幸せな今日があって、幸せな明日があって、その延長線上で1年後には数字も達成できた……じゃないとダメ」ということ。
 それが「こっち側の世界」なのです。

 まあとにかく「苦しんでこそ」は、完全に過去のものだからね。
 天動説と一緒。根本的に間違いなの。
 だから私は「楽して売れ!」という本を書こうと思っているのです。
 なぜなら、それが最新の知識だから。


 ということで、最後にまとめを。

 自分に対して「活力を与えてくれる言葉」を使いましょうね。
 あなたのやる気を失わせる言葉や、気分を落ち込ませる言葉や、自分に合っていないと感じる言葉は、ビジネスにおいても生活においても使ってはいけないし、「断固拒否!」するべきなのよ。
 なぜならそれは「病原菌」だから。
 そうでしょ? 体内に入るとあなたを蝕むのだからね。

 「あなたもなれる!」……「こっち側」の幸せ多い世界に来るのは、誰だって、いつだって可能なのです。