大切な人が亡くなって10年。
あっという間の10年だった。
そして、やっぱり10年ってひとつの節目なんだと思う。
父が残してくれた物、お墓参り。
自分にとって、今までは大切に感じてきた事。
大切であることには変わらないけれど、
なんだか、それらはひとつの形に過ぎない、
本当に大切なこと、大事なこと、残されたものは自分の中にある、と。
そんなことを感じた。
トンレン瞑想。
与えることは惜しみなく出来るのに、
受け取ることに抵抗があって。
わたしには、それを抱えきれない。受け止めきれない、と思っていて。
でも、大切な人を想いながら、改めて向き合ってみると、
感じたのは「強さ」だった。
なにがあっても、自分の足で立つ、自分の強さ。
哀しみ、苦しみ、不安、に負けない、自分を明け渡さない強さ。
そして、父も、母も、わたしが思っていた以上に強い人たちで、
そんなふたりに、
本当に、本当に愛されていたこと、
そして今も愛され続けていること、
を心の底から感じた。
それに気付いた今、自分の世界は大きく変わってきている。
わたしが、今まで経験してきたこと、感じてきた事。
大きなひとつに収束してきている感じ。
なにか大切な使命があるとしたら、
わたしにできることがあるとしたら、
よろこんでこの身を生きとし生けるものへ捧げたいと思う。