手で作る生パスタはイタリアではまさにマンマの味
それぞれの家庭に伝わるパスタがずっと作り続けられてきています
こね台があるイタリアではこうやってパスタを作りますが
スペースがない日本ではなかなか・・
セモリナ粉と小麦粉
日本のものとは全然味も香りも違います
手で生地をのばすのは本当に職人技
一般人はパスタマシンに頼ります。。
イタリアの北から南まで手打ちパスタはたくさんの種類がありますが
それぞれそこで生産される食材や調味料によってロングやショート、
パスタマシンなど器具を使ったものから手だけ作るもの
本当に種類は無限大
タリアッテレ
トルテッリーニ
のばした生地があればいろんな形のパスタが作れます
ガルガネッリ
ニョッキ（これは栗の粉）
手でねじって作るストロッツアプレーティ
過去イタリアでたくさんの生パスタを習ってきて
レッスンでも取り入れてきましたが
この生パスタのおいしさがイタリア通いを続ける理由かもしれません
少し前になりますが、以前からずっとお教室に通ってくださってる生徒さんで
今ではフードコーディネーターや料理講師もされている
ｋｏｐｐｌｅさんからお声かけをいただいて、全３回の生パスタレッスンを行いました
メニューを何にするかとても迷いましたが
今回はパスタマシンを使わない自分の手だけで作れるものに
今回のテーマは“手で作る生パスタ”
正真正銘１人１つずつボールで生地をこねるところから始めました
生パスタは２種類
シエナのＰＩＣＩ（ピチ）
トマトソース
プーリアのＯＲＥＣＣＨＩＥＴＴＥ（オレッキエッテ）
海老とズッキーニのソース
手ごねした生地の弾力に驚きつつその弾力を使って
パスタを形作っていきます
オレッキエッテ
手でのばしてからナイフを使って形作ります
形は不揃いでもその不揃いさが“味”なのです
ピチ
手でのばすのみの日本のうどんのようなパスタ
ひたすらのばすだけで驚くようなおいしい食感のパスタに
レッスンではアンティパストにトマトのマリネ
ドルチェにティラミスを作って完成
エノテカセレクトのイタリアワインを合わせて試食タイム
サラミもチンタセネーゼのものとフレッシュいちじく
完璧
Koppleさん素晴らしい・・
koppleさんや生徒さんたちのおいしいものに対する熱意や
料理が好きという純粋なパワーに
私もまた頑張るぞという気持ちになりました
今回はお声かけいただき誠にありがとうございました。
そして、また新たな生パスタを求めて
イタリアに！
今回はどんな生パスタとの出会いがあるか楽しみです
行き先はプーリア
４度目の滞在になりますが、本当においしい食材とワイン
すっかりはまってしまいました
今回生パスタレッスンの他に楽しみなのは
アルタムーラのイタリアで一番おいしいと言われているパン・・・
待っててね、ブッラータちゃん
日々の暮らしのなかにほんの少しのスパイスを