去年のいつ頃か・・。
何年かぶりに同級生から職場に電話があって。
「息子が足、痛いっていうねん。
放ってたらそのうち治るわって言ったけど、なかなか痛みがとれへんらしくて。」
と言うので、
「そんなん放ってたらあかんわ。はよ、きー。」
ということで、早速島のザラメを手土産に来てくれました。
一人息子は水泳が大好きな9歳のイケメン。
本人曰く、左足の薬指と小指の甲側が痛い。
との事。
ココからガッツリ整体の説明に入ります。(えぇ。。)
手や足の薬指(小指)に痛みあり。
→左右にバランスが崩れている可能性あり。
特にこの場合、足の薬指周辺なので、体重が左に片寄っている可能性あり。
左右で足の同じところを触ってみると、痛みのある左足はふにゃふにゃ。
右足はガチガチ。
まさに左右の差があきらか!
ここで、左右の差を整えるお灸をする。
右手の薬指と小指の間、甲側のツボ
(中渚穴:ちゅうちょけつ)
と
右足の薬指と小指の間、甲側のツボ
(臨泣穴:りんきゅうけつ)
へ温かい温灸をする。
(大きいお灸で温かく感じたら取るので跡も残らず気持ちいい♪)
痛いのは左足だったけど、ガチガチの右足に気持ちいいーお灸をすることで緊張がほどよい硬さに。
これでふにゃふにゃとガチガチの左右差がなくなったところで、
「はい!立ってみて!」
イケメンくん、
「えっ!?痛くなーいっ!!」
お母さん、
「痛いのほんまやってんな!ごめん。」
私、
「そりゃないわっ!この子めっちゃ感覚いいで!信じなあかんわ!家でお灸しとき!」
と言って治療はほんの5分程度で終わりました。
子どもの体は柔軟性があるので治療の変化も早い。
将来は水泳選手かパン屋さんになると言っていた。(ハイ。。)
今回の教訓
子どものうちから体を微調整。
親は基本、子どもの「痛い」は信じる。
吉岡 初美