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昨日、土曜日のことです。
長男(中3)は夏期講習に出掛けておりますが、お昼前になると…
旦那
『お母さん(私の事)がパート始めたから、お祝いにどこか食べに行くか。
』
私
『何それ。珍しい事言うね。』
旦那
『パート初日の大変さは、俺もよく分かってるからな。 ねぎらいだ、ねぎらい。』
私
『で、どこに連れてってくれるの？』
旦那
『う～ん…。 吉牛か、松屋か、王将。』
私
『ちょっと…。 それ…ほんとにお祝いなの？』
旦那
『ん？ 木曽路にでも行くと思ったのか？』
私
『”かに道楽”とかお祝いっぽい店、期待するよね。』
次男
『王将の焼きそば食べたい。
』
旦那
『ほれみろ。 〇〇(次男)も王将が食べたいって言ってるだろ。』
旦那
『”お祝いっぽい店”とかじゃなくて、本能的に、今、一番食べたいと思ったところに行く。 それがお祝いだ。』
』
・
・
・
写真撮って。』
』
』 お母さん(私の事)、好きな物食べていいぞ。 お祝い。 ねぎらい。』
』旦那
『はい。 レスポンス遅い。 決まり。』
：餃子の王将ラーメン
』
旦那
『ほら、言ったろ。 王将は何でもおいしい。』
：焼きそば(醤油)』
旦那
『そう。 焼きそば界の中で一番おいしいんだよ。』
そして…
旦那：天津飯セット
『え！？ すげえ！ これ、1185円でめっちゃ得だぞ！』
旦那
『卵に穴が空いてるな。』
旦那
『2人とも、餃子食べていいぞ。 お父さん、全部食べたらファトってしまう。』
旦那
『いい！』
』
結局、自分のお祝いのようです。
この忙しさにもかかわらず、この安さで、このクオリティを提供できるなんて。』
私、絶対無理だわ…こんな大変そうなお店のパート…。』 よし、帰るぞ。』
合計3054円で大満足の王将さんでした。
夕方のこと…
長男が塾から帰ってきまして…
長男
『うわ、やった。
王将の焼きそば、食べていい？』
旦那
『いい。』
長男
『おいしい～。』
・
・
・
そんな頃…母から電話がかかってきました。
母
『もしもし。』
スピーカーホンで話しています。
私
『あっ、もしもし？ どうしたの？』
母
『明日、ちょっとそっちに遊びに行こうと思って。』
旦那→私
『何？ 「無理」って言って。 〇〇(長男)、勉強してるから。』
私
『ちょっと…〇〇(長男)が勉強してるから、そんなに遊べないけど…。』
母
『ちょっと顔見たいだけだから。 差し入れに、またケーキ買っていってあげるわ。』
旦那→私
『「いい。」って言って。』
隣でムカつきます。
私
『え～。 ごめんね、ありがとう。』
旦那→次男
『スタバの桃のケーキがいいって言って。』
次男
『お婆ちゃん、お父さん(旦那の事)がスタバの桃のケーキがいいって。』
旦那→次男
『おい。 こら。』
母
『スタバの桃のケーキ？』
私
『いや、気にしなくていいから。』
母
『通り道にあったらね。』
旦那→次男
『あと、ジャンプ読みたいって言ってみろ。』
私→旦那
『やめて。』
・
・
・
私
『じゃあ、明日ね～。』
電話を切った後…
旦那
『〇〇(次男)、チクったな？』
次男
『大丈夫だって。』
旦那
『大丈夫じゃねえ。 お父さんが、悪者(わるもの)ってことになるだろ。 “いいもの”なのに。』
旦那
『しまった。 さらに、電動自転車買ってないから、お婆さん、怒ってそうだな。』
旦那
『なんか言い訳を考えないと…。 う～ん…。』
旦那
『人力自転車のほうが運動になるから…。 よし。』
旦那
『「あなたの娘さんの健康のためです。私はそれだけを考えて生きています。」って言うか。』
