脂肪税に見る国の暴走リスク | 港区タワーマンションに在住サラリーマンの「金持ち兄さん」ブログ

脂肪税に見る国の暴走リスク

みなさんは脂肪税というものをご存知でしょうか?

その名の通り、脂肪にかかる税金のことで、

例えば、バターやチーズやミルクにかかってくる税金で、

デンマークで既に施行された税制です。


記事はこちら。


この脂肪税は、施行当時ニュースで話題になりましたが、

極めて怖い未来を示唆しているので、

お伝えしたいと思います。


脂肪税の建前というのは、

「食生活で、飽和脂肪酸を取り過ぎると、心疾患などを起こしやすくなる」

「なので、国民の健康を守るために税金をかける」

というものです。


しかし、本当に国が国民のことを心配しているなら、

国がコストをかけて、「バターやチーズは摂り過ぎないように!」

という広告を出したり、国全体で食べるのを禁止にするなど

の処置をするべきかと思います。


となるとやはり本音として、「財政がきついので、増税したい」

ということがあるかと予想されます。


増税したいと考えた時、どこから取りやすいかというと、

政治家が力で押さえ込めそうな層です。


脂肪税を反対するのは、脂肪に対して敏感でない人たち、

つまり、ある程度太った人が多いことが推測されますが、

政治家が彼らは意見は押さえ込めると踏んだのでしょう。


脂肪税の施行で学ぶべきことは、

今回のターゲットは「太った人」ですが、

このターゲットがあなたにも向けられるかもしれない、

ということです。


例えば、あなたが25歳男フリーターだとして、

「若い男には稼いでもらわないと困る!」

ということで、国が、30歳以下男性のフリーターに

税金をかけるかもしれません。


普通のサービス、例えば携帯電話の通信代が

急に上がった場合は、他社に乗り換えれば済みますが、

国を切り替えることは簡単ではありません。


ですが、「脂肪税」が認められる時代、

国を切り替えることも考えていかなければいけない

と考えた次第です。


みなさんんはどのようにお考えでしょうか?

今日はこのあたりで。