両者の思惑、駆け引きの結果、2015年まで封印された。
しかし、何事もなければあとひと月半後に世紀のメガファイト
が執り行われる運びとなるはずだ。
主役はパウンドフォーパウンドナンバーワン
無敗のプリティ―ボーイ・フロイド・メイウェザーJR
そして相対するはアジアの至宝、プライドオブフィリピン、
戦う国会議員マニー・パックマン・パッキャオ。
場所はもちろん、聖地ネバダ州ラスベガス、
今回はMGMグランドガーデンがその会場となった。
ともに38歳、36歳と“旬”ではないが
世界的注目度の高さからファイトマネー244億円の
“メガ・ファイト”となっている。
メイウェザーは
世界で一番ディフェンステクニックに長けている。
世界で一番機を見るに敏な男である。
世界で一番負ける姿が想像できない男である。
つまり現段階ではベストなファイターである。
しかし
世界で一番退屈な試合をする男である。
リング外での素行の悪さ、トラッシュトークの使い手等々、
世界で一番嫌われ者のボクサー。。。かもしれない。
そんな男に、パッキャオはいかなる戦略で臨むか。。。
どっしり構えていては、試合にならない。
相手が出てこないからだ。
不用意な突込みも相手のカウンターの餌食となることは
否めない。
マルケス戦での悪夢の再来となる可能性もあるだろう。
さらには、モズリー、ブラッドリー等、アメリカ黒人
のテクニシャンタイプに手を焼くきらいもある。
しかし
はっきり言って難攻不落なこの牙城を切り崩すには
メイ以上の踏込の速さと思い切りのいいブローを
ファーストラウンドからガンガン振り回すこと以外
思いつかない。
一発の破壊力はまだまだ持っている、相手のツボを
とらえることができれば。。。
メイを不敗のまま引退させたくない世論が大半だと
思うこの戦い。
俗にいうヒールだが、華々しい経歴の完璧王者メイに
対して数々の奇跡を見せてくれた、好漢パッキャオ
が挑む戦いとなるわけなんだがなぁ~。。。
どっちへ転んでも、お互いのラストファイトと
なりそうな気がする。
ただ、パッキャオが強烈な印象を残して後世に
語り継がれるであろうアジアの怪物であること
に違いはないだろう。
パッキャオの試合はもう一度見たいと思うが
メイの試合は。。。というボクシングファンは
多いと、俺は思う。
