市街地から車で約20分、つい先日の19日の夕方、
県道端の山の斜面が大規模に崩落した地域の手前に
位置する、数軒の民家の存在するごく小さな集落。
その中にある小さなお寺の敷地を間借りして事務所を
構えて進めている、今のおいらの仕事。
普段めったに訪れる方もない、通い住職のこのお寺も
今日はお彼岸ということで小雨の中、数家族がお参りに。
おいらたちは、律義な下請業者の作業、別の業者の
事前調査等々、ほぼいつもと変わらぬ流れで時が経つ。
午後、和尚様が厳かに軽自動車で乗り付ける。
おいらの姿を見るとご丁寧に深々と頭を下げ、
“お疲れ様です、お世話になります。お彼岸ですので来ました”
仏の道を生きる齢四十くらいの若い和尚様。
工事の延長を伝えるとまた深々頭を下げ、
“ご苦労様です”とこちらが恐縮するほどの丁寧な
対応にしばし感激。。。
午後はその事務所でのんびり時を過ごす。
ふと遠くに住む友達を思い出す。
友達なんて。。。おいらよりずっと年輪を刻んだ
大先輩。
元気でいらっしゃるようで、何よりだ。
素敵な写真を、もっともっと見せてもらいたい、
いついつまでも元気でいてほしいと切に思った。
下請さんの作業も終わり、帰り支度してトイレに向かうと、
近所の老夫婦に遭遇。お墓参りに来ていた。
“ぼたもち食うずら??”と、おばさん。
“あ、うんwありがと^^”と、おれ。
“持って来てやらっか?”と、おばさん。
“あ、うんwありがと^^”と、おれ。
“持って来てやらっか?”と、おばさん。
“いいよ~、もらいにいくよ~”とおれ。
お寺の境内、急な坂道を3人でペチャペチャ喋りながら
お宅まで送る。
おじさん84歳、おばさん79歳、なかなか元気な現役農家
の二人。とにかく、二人ともよく笑う。。。
ふと気が付くと、おばさんは話に夢中で、お寺の
バケツと柄杓を持ったまま家まで来てしまった。
“いいよ、おれ返しといてやるよ”
と手渡されたバケツとぼたもちをもったまま
お宅の玄関先でしばしバカ話をし、
笑いを取って帰路に就いた、春のお彼岸の一日だった。
ちなみに土砂が崩落した県道は迂回路を設けて
なんとか、時間帯で通行させているようだ。
ちなみに土砂が崩落した県道は迂回路を設けて
なんとか、時間帯で通行させているようだ。