例の西岡×ドネア前座において
ブランドン・リオス×マイク・アルバラードが
試合としてはメインをはるかにしのぐ激しい打ち合いを
繰り広げ会場を盛り上げた。
ともに無敗のファイター同士のこの一戦は
ファーストラウンドからお互い、攻撃あるのみの
すさまじいパンチの交換を始め、最終ランドのゴング
を聞くことはないと確信した。
ともかく、放送席も興奮状態の熱戦で、アルバラード
若干有利の展開という見解で進んでいったが。。。
はたしてそうだったかなぁ。。と思って見ていた。
というのも、一見アルバラードのパンチにさらされ
頭をガックンガックン揺らしていたリオスであったが
柔軟性が、そうさせたのではないかという見方だった。
逆に、がっちり構えたアルバラードはガチガチのスタイルで
リオスのパンチをまともに受けていたように見えたのだ。
ダメージの蓄積、疲労の色は明らかにアルバラードが深刻
だと感じていたのだ。
“リオスの勝ちだな。。。”と思いつつ、解説の
ジョー小泉さんから“ガッティ・ウォード”が出た時は
“やはりそう来たか。。。”とつぶやいた。
ガッティ・ウォード。。。ボクシングファンにとっては
一種暗号のようなもの。
烈火のごとき打ち合いの代名詞だ。
10年ほど前、アルツロ・ガッティ×ミッキー・ウォード
が歴史に残る打撃戦を繰り広げ、それになぞられたものだ。
ウォードがボディでダウンし、ガッティがボディでダウン!
立っているのが不思議なくらい相手のパンチを浴び、
血を流し、顔面を腫らしながらも相手と向き合う、
9ラウンドはその年の年間最高ラウンドとなった。
そんな二人の、いわばの戦士の崇高な戦いであったんだな。。。
しかもこの両者の戦いは2戦、3戦と続きいずれも
すさまじい打ち合いとなったのだ。
ちなみに前出のリオス×アルバラードはおれの予想通り
リオスの7回TKO勝ちで幕を閉じたのだ。。。